1月13日質問事項8
8.新型コロナウイルス感染症による死亡者ゼロ
○山陰中央テレビ:TSKの松尾です。
ほかの場でちょっともうお話しされてるかもしれないんですけども、コロナによる死亡者ゼロとなったのが島根県が唯一になったんですけども、そうした島根県側としての今まで取り組んできた対策が結実したのか、また、今、重症者が出ている状況で、重篤化を防ぐために県がこれから取り組んでいきたいことですとか、そうしたことを教えてください。
○丸山知事:死亡者ゼロというのは、一番は県民の皆さんが日頃の感染防止に努めていただいて、感染者の総数自体がそもそも少ないということ。そして、医療の側できちんとコロナ対応を4月の当初から実践されて、真摯に医療機関が対応していただいてるという成果だと思います。行政側が貢献できているかなと思うところは、保健所の積極的な疫学調査、東京、神奈川ではもう風前のともしびですけど、濃厚接触者から感染者を探すというのは何かというと、無症状の感染者も見つけられるんです、無症状の感染者も。普通に病院にかかって見つかる感染者って、要するに症状があるわけですよ。だから積極的疫学調査をやらないと、無症状の人はほっときますということなんですよ。症状があったら来るでしょうから、そこでやりましょうと。つまりは症状が出てから対応するのと、出てない人も含めてPCR検査である意味、あぶり出して早めに入院してもらう、早めに医療の世界に入ってもらうということを保健所の綿密な幅広い調査で、PCR検査でやれてきたというところが、多分医療に入っていただく段階が早いので、中等症とかからスタートせずに、早い段階で対応してもらっている。これは疑い例という症状があって陽性になって入院される方もおられますけど、これも医師会をはじめとする開業医の先生方が早めに疑ってPCR検査に持ち込んでいただいているから軽い症状のうちに陽性認定して入院してもらえる。だから、そういう意味では、実際の入院後の医療に当たってもらっている医療機関もそうですし、最初のかかりつけ医などとして診療所で早めに見つけてもらっている、それから保健所で早めに見つけているということが複合的にうまく作用していると思います。ただ、これは結果の問題なので、これが単純に維持できるとは限りませんので、そういう、ともかく症状が重くならないように、保健の段階で、また医療の段階で早めに対応するということをこれからも継続して続けていきたいというふうに思っています。
○山陰中央テレビ:ありがとうございました。
○広聴広報課:いかがでしょうか。
これをもちまして、本日の知事定例会見を終了させていただきます。ありがとうございました。
○丸山知事:ありがとうございました。
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