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12月11日質問事項12

12.4月の知事選

○中国新聞:済みません、中国新聞の岡田です。

 若干気が早いんですが、ことし一年の一番トピックが4月の知事選だったんではないかと思うんですけど、知事選で自民党が分裂する中で、丸山さんが勝たれて県政運営をされてきたわけですけど、今、改めて振り返って、知事選の意義、御自身が勝たれたというか、県民に選ばれた意義というものをどういうふうに考えていらっしゃいますでしょうか。

○丸山知事:今回の知事選挙については、名乗りを上げたときには、こういった状況を私自身が望んだわけではありませんでしたけども、やはり、究極は私の力不足ということで推薦をお願いしました自民党の県連の、自民党の推薦をいただけなかったということで混乱が生じたということは、自分自身の力不足を恥じているところであります。そして、今回の選挙結果につきましては、まさに選挙でありますので、私に期待をしていただいた方が、比較として、ほかの3人の相手候補よりも多かったということではあると思いますので、その期待に応えるべく、そして、残念ながら選挙においては御支持をいただけなかった方々の御理解もいただきながら、オール島根で取り組んでいかなきゃいけませんので、そういった方々にも、島根県政の、私が進めていきます県政については御理解をいただきながら、ともかくオール島根で、全国で、比較でいきますと少ない人口でありますので、力を合わせて取り組んでいきたいと思いますし、あわせて、小さい人口だからできるといいますか、小回りよくできるということもあると思います。東京、大変、1,200万人を超える大きな人口で、すごい大きさですけども、大きなところというのは逆に、巨象じゃないですが、みんなの合意形成をしていくのは難しい側面もあります。だから、私のこの島根県は、ある意味、小さいことで、逆に機動性、いろんなことを、ほかの県では時間のかかるようなことをスピーディーに、県民の理解をいただきながら取り組んでいけるといったいい面もあると思いますので、厳しいながらも、いいところ、小さいところを、逆境である部分を強みに変えて取り組んでいくといった形で、ともかく県民の皆さんの御期待に応えるべく全力を尽くしていきたいというふうに思っております。

○中国新聞:今言われたオール島根ということですけど、当時対立関係にあった国会議員の皆さんであるとか、あるいは市長の皆さんとか、そのあたりとの関係は、今のところ、その後、良好に推移しているというか、協調関係がとれているという御認識でしょうか。

○丸山知事:これは周りの方が評価される側面もあろうかと思いますけれども、今般の高速道路の4車線化につきましても、県内で候補に挙がっておりました5区間が、国会議員の先生方のお力添えによりまして、全て優先整備区間にのせていただいたといったことで、県民の皆さんが望んでおられる政策をきちんと私自身が受けて、お願いをするという形で、国会議員の先生方にも御協力といいますか、県民の皆さんの期待に応えるという同じ仕事をしていただいている国会議員の先生方も御理解いただいているのではないかというふうに、自分なりに思っております。

 市町村長さん方の関係では、当然今回の案件のように、考え方が違うといった議論は当然ありますけども、それは政策論でありますので、それは政策論として議論をしていくということだと思いますから、これは感情的な対立とかということはなしに、お互い取り組んでいっている話、あくまでも政策論としての議論だというふうに理解をしています。

○広報室:よろしいでしょうか。

 これで終わらせていただきます。ありがとうございました。


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