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12月11日質問事項11

11.原発

 よろしいですか。話が変わりまして、山陰中央新報の高橋ですが、先日、一般質問の場だったと思うんですが、県の原子力安全顧問会議に小委員会という形を設けたいというふうな考えを示されましたけれども、改めて狙いをお伺いしてもよろしいでしょうか。

○丸山知事:いろんな分野の方に集まっていただいてる全体の、今、開催してます会議ありますけれども、それぞれ今後、原子力防災だったり、放射能を前提とした避難だったり、いろんな各論の議論をより綿密に行っていただけるような体制に移行する時期だろうということで、そういった答弁といいますか、そういった方針で臨みたいというふうに思っております。どうしても全体の会議として、関係のない話を聞かれる時間が大変長いという会議運営というのは大変非効率だと思いますので、関係のある方に、関係の論点に関連する専門家の方々に部分的に集まっていただいて、そこで比較的これまでよりも密な議論をしていただくということが必要だろうというところで、そういうふうに、事実上の部会のようなものを設けて対応するように指示したところであります。

○山陰中央新報:いつごろから、その部会を設けるようなお考えでいらっしゃいますでしょうか。

○丸山知事:ちょっと具体には、まだ調整中です。

○山陰中央新報:お話の中では、新潟県の事例を挙げながら御説明していらっしゃったと思うんですけれども、新潟の場合ですと、総括委員会みたいな形で開いて、そこに対して小委員会のような、部会のようなとこから総括の会議のほうにもう一回話を戻すような形をしていらっしゃるようなんですけれども、島根もそういうようなイメージで今考えていらっしゃいますか。

○丸山知事:多分、普通に専門部会を設けると、それは専門部会に一回おろしつつ、そこでパーシャルに、パーシャルな現場で決めるというよりは、全体に戻して、会議としての説明、ちょっと物事を決めるのでなく、意見をもらう場ですので、構成がちょっと違うかもしれませんけど、両方、全体の会議と専門部会と、両方とも組み合わせてやることになるんじゃないかと思いますが、ちょっと具体的にまだ私自身の頭の中でイメージしてないので、ざっとしたイメージとしてお答えします。

○山陰中央新報:ちょっと話は変わりますけれども、先日、2号機を原子力規制委員会の更田委員長が視察に来られて、次の合格は島根原発2号機だというふうに御明言されましたけれども、その点についての受けとめをお伺いしてもよろしいでしょうか。

○丸山知事:委員長がそうおっしゃっているんだとすると、そうなんだろうなという感じでありまして、規制委員会としても、ある程度順序づけて審議をされるというのは当然、これまでもそうされてこられましたので、そういうことなんだなというふうに思っておりますが、いずれにしても、厳格な審査はお願いをしている立場にありますので、委員会側の厳格な審査と、そしてそれに対する、審査を受ける中国電力における丁寧なやりとりを期待していると、望んでいるというところであります。

○山陰中央新報:県としては、いつごろ合格が返ってくるとかっていう見立てっていうのはございますでしょうか。

○丸山知事:委員長の頭の中にはあるのかないのかわかりませんけど、私にはわかり得ないかなと思ってまして、わかったほうがありがたいですけども、今のとこ、わからないという感じですね。

○山陰中央新報:わかりました。

○丸山知事:人がされることなので、なかなかちょっと予測が難しいなというふうに思っております。

○山陰中央新報:ありがとうございました。


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