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12月11日質問事項4

4.U・Iターン

○中国新聞:済みません、中国新聞の岡田です。

 まず1点、UIターンフェアで、ことし、東京でかなり人数が下がったようなんですけど、UIターンをかなり推進してきた県として、知事として受けとめをちょっとお聞かせいただけますでしょうか。

○丸山知事:UIターンフェアの数というよりは、直近で公表になりました島根県の昨年の10月から9月末までの1年間の人口減少の幅が、社会減の拡大といったところで拡大しているという状況でございますので、UIターン対策、そしてそのもとになります産業の振興、島根の暮らしのよさを知っていただくといった情報発信というのを強めていかないといけないというふうに改めて感じたところです。

○中国新聞:その意味でいくと、しまね館が移転して、新しいところに移って、UIターン対策であるとか東京での情報発信を強めることになると思うんですけど、どういう点にポイントを置きたいとか、今のところ、具体的な案とかありますでしょうか。

○丸山知事:今考えてますのは、やはり島根生まれの方のUターンということと、47都道府県の中でどこかいいところで暮らしたいというIターンの方と、島根に対するもともとの情報量ですとかが違いますから、そういった方、UターンとIターン、属性として大きく違うので分けて、アプローチを変えていく。そして、2つの議会ぐらいで御指摘いただいておりますけれども、女性の方々が戻ってこられる割合が少ないといった問題もありますので、そういった女性をちゃんとクローズアップした施策をきちっとつくっていくということが大事なんじゃないかなというふうに思っております。

○中国新聞:あと、特にUIターンであるとか関係人口であるとか、かなり島根県がリードは、過去はしてきたんでしょうけど、自治体間のかなり競争が激しくなっていると思うんですけど、その中で、島根として自治体間の競争を勝ち抜くというような表現がいいかどうかわからないですけど、どういうふうに島根の魅力、あるいは戻ってもらう、残ってもらうというのを訴えていくべきでしょうか。

○丸山知事:一つには、島根の暮らしのよさ、ストロングポイントといいますか、強みをきちんと伝えていくということ、そして、これは若干品がないと思われるかもしれませんけども、実際、島根に生まれた子供さん方に、不足している情報としての大都市での生活の、一生を暮らすという意味での厳しい側面があるといったこともきちんと知っていただきながら選択をしていただくということが大事なんじゃないかなというふうに思っておりまして、そういった意味で、出生率1.74、全国2位でありますので、やはり県民の皆さんが一生懸命頑張って、地域社会を守って経済を守って、そして子育てをされているという気概のある県民性のもとで、その県民と一緒に暮らしているということ、この特徴としてのすばらしさ、思慮深い人たちのすばらしさ、両方伝えていかなきゃいけないというふうに思っております。


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