11月14日質問事項6
6.宍道湖でのウナギ等漁獲量減少
○朝日新聞:済みません、朝日新聞の市野です。もう1点、ちょっと別の話題なんですけども、今月の頭に東京大学と産総研で宍道湖についての研究結果が出ていて、そこでネオニコチノイド系の農薬が周辺で使われたことで、宍道湖の重要な資源であるワカサギであるとかウナギであるというのが90年代に非常に激減したというふうな、一つの学説ではあるんですけども、そういうのが出ていて、研究者のほうとしては、やっぱり関係自治体に、可能性があるのであれば、その因果関係に関しても調べて、あるいは一つ、農薬の使用の禁止であるとか、そういったものも考えてもらいたいなというふうな意見が出ていたんですが、そういったところについて、何かお考えがございましたら聞かせていただきたいんですが、いかがでしょうか。
○丸山知事:宍道湖七珍と言われる名産の、汽水湖特有のものを含めて、産品の水揚げ高が減っているということは、漁業者の皆さんにとって深刻な課題でありますし、地元の飲食店にとりましても、いわゆる郷土料理を出すに当たって、品物がない、高くて出せないというふうな問題が生じているわけですから、一つの原因がわかるということは大変、我々にとって対策が打ちやすいことになりますから、それはありがたいことだと思っております。
ただ、一つの学術論文ということでございますので、学術論文として公表された、そしてそれに対するいろんな多分評価なり検証が加えられるというのが学術論文だと思いますので、そういった状況も含めて、状況を見ながら、ちょっと私も学術的じゃないのであれですけど、一つの方途が見えたという意味において、いいニュースだと思っておりますが、その検証の状況、検証というか、学術的な検証とかいうのを見ながら対応を今後考えていきたいというふうに思っております。
○朝日新聞:ありがとうございます。
○広報室:よろしいでしょうか。
これで終わらせていただきます。
○丸山知事:ありがとうございました。
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