10月30日質問事項12
12.職員の大山登山遭難死亡事故
○山陰中央テレビ:済みません、TSKの長谷と申します。
昨日、大山のほうで県職員の方が事故で亡くなられる、ありましたけども、鍛錬休暇中の事故だったということで、この事故を受けて、今後、鍛錬休暇というものの見直しであったり、もしくは休暇の内容の管理の仕方とか、そういうものは何かお考えありますでしょうか。
○丸山知事:いや、鍛錬休暇が原因で別に起きた事故だというふうには思ってませんので、制度として見直すことは考えておりませんし、何といっても、休暇の問題というよりは、今回の事故について申し上げるとすると、やはり職場の信頼が厚くて、農家の皆さんの信頼も厚かった、私としては同い年の方ですけども、働き盛りの職員の方が亡くなったということは大変残念に思っていますし、御家族の方々の心中、察するに余りあるということで、本当にお悔やみを申し上げたいと思っております。
また、無事に発見されましたもう1名の職員を含めて、鳥取県の関係の皆様方には、捜索に大変な御尽力をいただいたところでありますので、その点も御礼を申し上げたいと思っております。
何の休暇だったかという意味で、その休暇ですけども、その休暇が、そういう制度があったからこの事故が起きたという関連が私はちょっと、そういう認識はしてませんので、休暇中に職員がどういう生活をするかというのは、基本的には危機管理担当とか緊急連絡先が確保できていれば、それは休暇中の時間の使い方は職員、労働者としての職員の権利でありますので、それの中で問題があった事案だともちょっと聞いてませんので、もし危機管理担当職員が携帯電話がつながらないところに出ていく、そういう時間がこういう時間帯であるといった登録というのは要るのかもしれませんけれども、そういった感じの話じゃなかったと思いますので、ただ、今回の事故を踏まえて、見直すところがないかどうかというところは一度確認をしたいと思いますけども、休暇の問題という感じとしては受けとめておりません。ほかの休暇であったとしても起き得る話であったというふうに思っておりますし、いずれにしても、こういうことがなければよかったなという思いでいっぱいであります。
○山陰中央テレビ:なかなかその鍛錬休暇で、内容、自己研さんやリフレッシュということだったんですけども、その自己研さんという中で大山に登られたというようなことかもしれないんですけども、例えば、鍛錬休暇という内容ですから、何をするかというか、内容の把握とかっていうのはされてたんでしょうか。
○丸山知事:それは、計画が出てたというふうに聞いてますけども。まあリフレッシュなんじゃないですかね。
○山陰放送:済みません、関連しまして、BSSの秦です。
鍛錬休暇というのはいわゆる俗称で、これは休暇制度ではなくて、基本的には職務を免除されるという日に当たっているというふうな、こちらは取材で理解をしております。そうすると、職務を免除されて、健康増進に今回の場合は当てるという計画が出たということで、一日、大山登山を、大山山系を登山しますという計画が出ていたということです。これについては、職務を免除されている休暇ではないということなので、計画が出た時点で、県庁としてもといいますか、その部署としても把握をされていたと思いますが、何となく素人で、登山を全く素人が考えると、大山山系に一日だけ登山して、翌日は勤務、なかなか健康増進とはいえ、大変だなというような気もしたり、そのあたり、今後はそういう、計画が出た場合にディスカッションをして、本当に無理はないかということを確かめるとか、そういうような必要性はお感じになりますでしょうか。
○丸山知事:済みません、ちょっとそこまで詳細に事案を把握してないので、それは担当の部署で確認をするように言っておきます。
いずれにしても、恐らく同行された職員も含めて、こういった事態を、あのときこうしていれば避けられたんじゃないかというふうに、いろいろ思われるところもあると思いますので、それが制度として、県として制度の中で、そういうことができるのであれば、それは改善する余地があるかもしれませんので、それは予断なく確認をするように担当部局に指示したいと思います。
○広報室:よろしいでしょうか。
ありがとうございました。
○丸山知事:ありがとうございました。
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