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10月16日質問事項10

10.就任半年

○山陰中央新報:済みません、山陰中央新報の平井です。

 知事、間もなく就任半年を迎えられる時期になると思います。これまでを振り返られて、どのように感じていらっしゃいますか。

○丸山知事:部長として溝口前知事の姿を脇で見ていた人間ではありますけれども、改めて見るのとやるのではやっぱり違う。いろんなわからないことがたくさんありまして、周りの方から教えてもらうこと、それから周りの方に支えてもらうこととかってありますので、何とかよちよち歩きでここまで来れたところであります。ともかく多くの県民の皆さん、それから職員の皆さんに支えていただいて、県議会の皆さんに指導していただいて、ここまで半年間やってきましたけども、政策としてきちんと県民の皆さんに県政としての施策を届けることができるのは、まだこれからになりますので、改めてこの島根創生、島根の人口減少に歯どめをかけるという目標に向かって、この状況を前進させることができるように、職員の皆さん、議員の皆さんと一生懸命取り組んでいきたいという気持ちであります。

○山陰中央新報:この半年、どのような部分が自分としてはよかったなと感じておられて、逆にちょっと、どのような点ではまだまだもう少しかなと思われるでしょうか。

○丸山知事:よかったのは、これも県職員の皆さんに大分汗をかいていただきましたけど、たくさんの県民の皆さんにお会いする機会を設けることができたということは、本当に県知事として仕事をする一番最初の段階でそういった機会に恵まれたといいますか、つくってもらいましたんで、そして、県民の皆さんから、その場の雰囲気で一定の制約はあったかもしれませんけども、率直な御意見をたくさんいただくこともできましたので、そういったことは大変ありがたいスタートであったというふうに思っております。

 反省点としては、若干気が短いところが出たり、若げの至りといったこともありますので、それは終わってから反省することしきりでありましたので、日々、一日一日改善しなきゃいけないことも多いなというところであります。

○山陰中央新報:県幹部の皆さんとは、部長時代、政策企画局長時代からのおつき合いだと思いますが、知事になられて、県幹部の皆さんとの関係というのはどのように変化したでしょうか。

○丸山知事:私は部長という立場は大変、幹部として責任ある立場でありますし、部下も多かったですけども、とはいえ、一つの部のトップにすぎないというふうな、そういう立場でありましたから、そういう意味で、いろんな部を見渡して、いろんな、具体的な細かい指示もさせていただきましたので、ちょっと溝口前知事時代の仕事の仕方とは大分変わったところもあったと思いますし、そういう意味では、変化に対応してもらうという意味では、大変苦労が多かったんじゃないかというふうに思っておりますけども、スタート時点と比べますと、大分意思疎通も円滑にできるようになったかなという気がいたしておりますが、これは自己評価でありますので、客観的かどうかは皆さん方、取材で確認していただければというふうに思います。

○山陰中央新報:最後に1点、県内の市町村長、あるいは国会議員、県議の先生方との関係は、現在はどのように捉えていらっしゃるでしょうか。

○丸山知事:県会議員の先生方は、特に県議会の質問戦とかを通じて非常に密接にお話をする機会がありますので、そういう機会が多いということも含めて、全ての議員の先生方とコミュニケーションをとれているんじゃないかというふうに思っております。

 国会議員の先生方も、体調の関係でお会いできない先生もおられますけども、ただ、県会議員の先生とかに比べると、お会いする機会もちょっと少ないので、上京する際にはどなたにも無理やり時間をとっていただいてますから、そういった意味では、いろんな御心配をいただいた面があるかとは思いますけども、そういった、県として、県知事としてお願いしないといけないようなものにスムーズに対応していただけるというのは本当に感謝をいたしております。

 市町村長さん方は、なかなか定期的に会う機会があるようでないといいますか、折々、重点要望で来られたり、例えば15分ぐらいでとか、じっくり話す機会があんまりない、ちょっと少ない感じもいたしますので、そういったところはちょっと要改善点かなというふうに思っております。コミュニケーションとか意思疎通について大きな問題があるということではありませんけども、もうちょっと時間をとってお話をする機会をつくるということも考えなきゃいけないのかなというふうにちょっと思います。

○山陰中央新報:ありがとうございます。

 

○広報室:いかがでしょうか。

○丸山知事:どうもありがとうございました。


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