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10月16日質問事項1

1.次期東京拠点

○山陰中央新報:よろしいですか。山陰中央新報の片山です。

 先ほどお話があった、にほんばし島根館についてお伺いします。

 入居の契約というのは、現在どのような状況になってますでしょうか。もう契約されたということなのか、これからということなのか。

○丸山知事:これからだったと思います。

○山陰中央新報:近くということですかね。

○丸山知事:ごく近くだと思います。

○山陰中央新報:わかりました。

 現在のにほんばし島根館は、1階の通りに面してる立地だと思います。新拠点は出店場所が地下1階ということで、階層的には少し課題があるのかなと感じるんですが、集客に向けてどのように取り組まれるか、お考えをお聞かせください。

○丸山知事:地下1階であることを余りあるほどの集客性があると思っておりますので、その点について、にほんばし島根館に比べて集客性に劣るというふうには考えておりません。

○山陰中央新報:これ、駅と地下で直結してるという、日比谷シャンテがですね、話だったんですけど、この直結した通りの中に島根館があるというような感じになるんですかね。

○丸山知事:エスカレーター上がっていく動線には入ってます。

 地下2階が連絡階で、地下1階から地上に上がる場合には2階上がられるわけですけども、地下1階に上がられるところの動線に入っているテナントになります。

○山陰中央新報:わかりました。

 集客力を高めるためにどのような取り組みをしていかれるかっていうのはいかがですか。

○丸山知事:日比谷シャンテ側とよく、できることを確認しまして、もともと集客、量のボリューム自体は、今のにほんばし島根館の立地よりも母数は多いと思いますので、その中で、日比谷シャンテの付近を通られる方、それから日比谷シャンテに入られてから島根のスペースに寄っていただくための露出度をどう高めていくかというのはいろいろと、テナントの中の配置ですとか通路側での露出の仕方とか、何を前面に出して訴求していくかということは、これから事業者の方に委託して具体的に考えていくということになります、デザインの検討を含めて。

○山陰中央新報:それは、施設側とか運営を委託する先とかと協議していかれるという感じですかね。

○丸山知事:こちら、その施設はまた使用条件とかいう制約があるでしょうから、それに従いながら、その範囲内で島根県としてどういうふうに活用できるかということを最大限考えていくと。委託をする業者さんにオーダーをした上でそういうことを具体的に詰めていくということになります。

○山陰中央新報:わかりました。

 他県も東京一極集中の是正に向けて、東京での情報発信とか移住・定住相談とか、体制を強化している中で、島根県として、新たな拠点でどのような差別化を図っていかれるかっていうのはいかがでしょうか。

○丸山知事:差別化を図るっていうことと同時に、島根のよさをストレートに出していくということを、2つ、両面から意識して取り組んでいく必要があるというふうに思ってはおりますけれども、場所が比較的、集客力とちょっと似てますけど、交通アクセスは交通機関の路線の数等を比較いたしまして、大分本数も増えますし、そういった意味では、県出身者の方ですとかも含めて、集いやすい場所になろうかというふうに思いますので、県出身者の方に対するPRですとか、それから全く島根と直接御縁のない方々に対する訴求を強めていくといったこと、両面から取り組んでいきたいというふうに思っています。

○山陰中央新報:わかりました。

 現在、運営委託は、島根県物産協会のほうが今されてると思うんですが、新拠点のほうでは、物産協会に運営の委託を継続されるのか、それとも新しく公募を募られるのか、どのようなお考えになっておられますでしょうか。

○丸山知事:いや、それは物産協会とも相談しながら、物産協会にまず、そういった御希望があるかどうかということを含めて、またこちらとして出していくオーダーに対応していただけるかどうかということを両方突き合わせて、まずは物産協会と相談をした上で、それ以外の選択肢があるかどうかということも県として考えていくということになろうかと思います。

○山陰中央新報:わかりました。

 

○山陰放送:BSSの秦です。日比谷シャンテについてなんですけれども、これ、新しい場所が決まったということで、これまでの、現在のにほんばし島根館と比べて、例えば数値目標は、販売額であるとか、あるいは入りの客数であるとか、あるいは実現する移住・定住の人数とか、そういうふうな数値目標を設けられるおつもりはありますでしょうか。あるいは現在既にもう持っておられるんでしょうか。

○丸山知事:いや、今は持ってないですし、ちょっとまだ考えることがなかったので、検討します。ただ、数値目標自体は、やる前につくるのがいいのか、やってみてつくるのがいいのか。使ってみて設定するというやり方もあるでしょうし、スタート時点で設けるのかということも含めて、どのタイミングで設けるかということを含めて、考えていきたいというふうに思います。

○山陰放送:それは、いわゆる施設を一つつくる上で、いわゆるPDCAサイクルを最初から用いるわけではなくて、やっぱり動かしながら考えていくっていうようなスタイルをとっていくということなんでしょうか。

○丸山知事:やっぱり初めてやることですから、要するに数値目標って、数値目標自体が目的化するという嫌いがあるので、目標を達成するために無理をするとか、そういうことが本来目標じゃないので、トータルとして幾つかの機能があります。物販、それから出身者の方に集っていただくコミュニティー機能とか、あとは全くゆかりのない方に島根のよさを知ってもらうための情報発信とか、どんなものをどういうふうに組み合わせてやるのがいいのかどうかというのは、若干試行錯誤しながら、やっぱりやりながら、それでもっとここまで、この部分はやっていけるんじゃないかとかっていうことを考えてやるのが、恐らく一番効果が出るんじゃないかと私は思ってまして、もしやるとすればね。デザイン、レイアウトを決めながら、目標をつくるよりは走って考えるというところもあっていいんじゃないかなというふうに思います。

○山陰放送:わかりました。ありがとうございます。

 

○広報室:知事、ちょっと、いいですか。

○丸山知事:ああ、済みません。

 新拠点の運営者は、公募することが決定しているそうです。

○山陰中央新報:山陰中央新報の片山です。その理由としては。

○丸山知事:いや、それは幅広い知見を求めて、その中で別なものを選択するためにそうするということじゃないかと思います。

○山陰中央新報:それは、県の考えと一致するところを委託先と、もちろん。要は新拠点の構想がありますよね。

○丸山知事:そういうことですね。

 訂正、以上です。


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