9月10日質問事項6
6.美郷町の物流ドローン飛行
○NHK:済みません、NHKの西林です。ちょっと話変わるんですけど、美郷町が町内全域で物流ドローンの飛行を可能にするという計画をまとめて、今回、町議会に補正予算案を提出したと思うんですけれども、実現すれば全国で初めてとなって注目を集めているようなんですけれども、知事として、この政策というのをどういうふうにお考えでしょうか。
○丸山知事:いや、それは計画どおり物事が進めば、大変、人手不足でありますし、郵便の土曜配達をやめるとかという話もあるような中で、機械、ちょっと操作する方が当然別に必要なのかもしれませんけれども、いわゆる機械化の一環なり、交通不便地で空を使って比較的軽易な機材を使って運搬ができるということが実現できれば、それは本当に我々、周辺の市町村ですとか、ほかの自治体にとりましても、リーディングケースになるようなお話だというふうに思います。
○NHK:知事も中山間地域・離島への支援という部分を大きく打ち出されてて、今回のドローンの計画がどうなっていくかというのは多分注視されていくと思うんですけれども、うまくいった場合、これから県としてどういうふうに、何か新しいことをやろうとか、そういったお気持ちはありますでしょうか。
○丸山知事:考えていただく必要があるのは、物流というのは恐らく市町村とか、都道府県が行政サービスとしてやっている性格のものでは基本的にはないので、こういう実証実験を通じて、こういうことがビジネスになると、こういった中山間地域でもビジネスになるかどうかという意味で試されてるケースだと思います。うまくいけば、既存の大手さんなのか、身近な事業者さんなのか、そういった方々が事業化をされてサービスを展開されるといった形で普及していくんじゃないかというふうに思ってまして、県が直営でいろんなことをやるというよりは、いろんなサポートをするという立場であると思いますけども、民間の物流サービスの中で取り入れてもらって、どうしてもいろんなサービスというのは東京のほうが先に普及して、どっちかというと、地方のほうにおくれてやってくるという形になりますが、ドローンとかという世界になれば、もしかすると逆にいろんな障害物が少なくて飛ばしやすいと、地方のほうで先にサービスが展開されて、逆にビルがいっぱい建っているところのほうがおくれていくというふうになるのか、ならないのかというふうに思っている感じですか。
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