9月10日質問事項3
3.島根銀行とSBIホールディングとの業務資本提携
○山陰中央新報:山陰中央新報の高橋です。先日、島根銀行さんがSBIホールディングスさんと資本業務提携を結ばれることを発表されましたけれども、それに対する御所見をお伺いしてもよろしいでしょうか。
○丸山知事:スサノオマジックで経営権が移ったということにちょっと似てるお話だと思いますけども、やはり第三者割り当て増資となるんですかね、増資25億円を引き受けてもらう先を確保されて、その先でありますSBIと業務提携をされて、それぞれの長所を生かして、それぞれウイン・ウインの関係でそれぞれの会社として発展をしていくという方向で合意をされたということは、方向としていい方向なのではないかというふうに思っておりますし、このリージョナルバンク、地方銀行としての経営のコアの部分というのは変えられないというふうな報道で伺っておりますので、ともかく、私も報道ベースでありますけども、経営上のいろんな課題を抱えられた状況だったところが、ある意味、外部の出資を得て、いろんなことに取り組める資本の厚みを得られたということは、島根を主眼に営業されている島根銀行にとってはよかったのではないかと。ただ、当然県民の皆さんから営業姿勢ですとか地元の密着度が低下するんではないかといった懸念があると思いますので、そういったことというのは、恐らく地方銀行として望まれる、そこは経営の面でも望ましい状況ではないと思いますから、そういう懸念を払拭されながら、地域に根差した銀行として収益力を高めながら、県内の各企業への資金供給、また住宅ローンの提供といったいろんな金融サービスをより積極的に展開していただけるように期待をしているところであります。
○山陰中央新報:県内への影響というのはどのようにお考えでいらっしゃいますでしょうか。
○丸山知事:いや、私は金融専門家じゃないので、よくわかんないですけど、そういう一定の店舗の、ちょっと私もプレスリリースとか、IR資料見てないのでわかりませんけど、一定のリストラといいますか、赤字の計上をされつつ、それに見合った増資をされたんであろうというふうに思っておりますので、そういった意味では、経営の堅実性を上げられて、いろんな財務上の制約が軽くなって、行動しやすくなられたんだろうというふうには思っておりますので、それを地域の企業、個人の皆さん方にとっての金融サービスを拡充していただく形で頑張っていただくということを期待してるという状況であります。
○山陰中央新報:今、不採算店舗の閉鎖の可能性とかというのはどのように見てらっしゃいますでしょうか。
○丸山知事:それは経営事項なので、可能性としてないわけじゃないでしょうし、それは私ではわからない話ですね。
○山陰中央新報:わかりました。ありがとうございました。
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