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8月28日質問事項4

4.国際チャーター便

○山陰中央新報:山陰中央新報の片山です。済みません、続いて次の質問になるんですが、出雲空港と金浦空港を結ぶチャーター便の関係について質問します。

 先日、3度目の中断の延長という発表になりましたが、知事としての所感を伺ってもよろしいでしょうか。

○丸山知事:9月28日まで再度延長されたということについては、当然残念に思っておりますけれども、いわゆる韓国国内での日本に渡航するということに対する感情的な抵抗感という雰囲気といったものが影響してるというふうに考えておりますので、そういった日韓両国間の、全体として、雰囲気として悪化している状況ということが早く鎮静化して、これは日本に行きたくないという、行く見どころがないという判断をされてるわけではなくて、いいところはあるけれども今行くのはちょっとなというふうな心理的な抵抗がなくなるようないい環境が早く回復するということを期待をして願っているという状況であります。

○山陰中央新報:ちなみに、鳥取県の平井知事は、いろんな影響を考えられて、韓国以外での国や地域での誘致に力を入れるということを打ち出されましたが、島根県として、今、日韓関係の改善の見通しがなかなか見えない中で、何か、例えば韓国以外の国であるとか、そこの誘致を強化するお考えとか、何かありますでしょうか。

○丸山知事:チャーター便がもともと10月の末でしたかね、限られてるという状況はありますので、今はその期間の中での休止ということでありますが、それが次の期間、設定されるのかどうかということがまず一つ。それはそれで、鎮静化を待ちながらそういう期間を延長してもらうというやり方もあるでしょうし、なかなか早期に解消が難しいということであれば、恐らく韓国側の会社のほうから、それは難しいというお話があって、一旦は中断することになるかもしれません。これは、我々は今こんな状況なので延長は望みませんというふうに我々のほうから言う必要は全くありませんので、我々としては、韓国の航空会社に対するラブコールは送りながら対応を待つということになると思います。

 一方で、もともと韓国に対して一本足打法でインバウンドを進めるという方針ではなく、トップセールスのときに伺いましたけども、台湾にも次のチャーター便、定期便を見据えた候補地として運動をしておりますので、そういったことをきちっとやっていく、そして、それ以外のところに触手をきちんと伸ばしていくかどうかということについては、ちょっと今後の検討課題だというふうに思っております。当然、インバウンドを進めていく上で、今、韓国が難しいという状況を踏まえて、これまでの方針に加えて、もうちょっと誘致する対象をふやしていくかということについては、検討課題だというふうに思っておりまして、今のところ、それについて方針を出しているというわけではありません。

○山陰中央新報:ありがとうございました。


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