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8月8日質問事項9

9.ホテル宍道湖の跡地利用

○山陰中央新報:山陰中央新報の高橋です。あと、済みません、話が変わって、ホテル宍道湖の件なんですけれども、先日、たまたま松江市長さんと同じ日に会見が重なった形になりまして、松江市長は、県側で活用策を検討するよう求めるような趣旨の発言をされましたけれども、改めて県のお考えっていうのはどのような形になってますでしょうか。

○丸山知事:国土交通省の交付金だか補助金だかを受けられて、ああいうおまとめをされた主体は松江市さんでありまして、実は人が、普通に考えて、ほかの人が考えたものを、途中をほかの人が考えられるかっていうと、考えれませんので、やはりああいうことをどう実現していくかというのは、ああいう内容を考えられた方がやっぱり続いて考えられるというのが普通の手順ですし、その具体的な内容というのを考えたいというお話があって、考えてもらうというふうなやりとりだったというふうに聞いてますので、松江市さんがこの前出されたことを受けて、我々がその続きを考えるという立場にはないんだろうというふうに思っていますけども。認識の違いというのはすり合わせて直さなきゃいけないんだろうというふうに思いますけど、事務的に、その認識のほうはすれ違いがあるのであれば、そこを調整して、前に向かって進めていくということではないでしょうか。

○山陰中央新報:その土地の所有は島根県ということになると思うので、松江市さんが出してこられた文書であったりとかを見られながら、やはり協力できる部分は協力していかれるというお考えでしょうか。

○丸山知事:いや、土地の活用をする方が多分所有されるのがいいと思うので、島根県としては多分事業をする予定がないということで、他に委ねる先として松江市さんに検討してもらった。その中で民間とか、交通ターミナルなどで、公共だと思いますけど、市だと思いますけど、そういうふうなゾーニングをされてますから、一括して誰かに売却するのか、ちょっと個別に売るっていうわけにいかないと思いますので、基本は活用される方に底地を持ってもらうというのが一番、後々のいろんなトラブルを避けるために、島根県としても自分で使わない財産は原則売却というふうに、不動産、してますので、そういうふうになるのが普通ですけど、いろんな状況もあるでしょうから、それは幅広に考えるという選択肢はあるというふうに思います。それは当然、原則は原則、例外がないわけではないので、利用される相手方の意向を踏まえて対応していくということで、確定的に売却でないといけないとまでは考えませんけども、原則は売却、だけども売却でない手法をとるかどうかというフレームワークといいますか、そういう仕組みじゃないかというふうに思います。

○山陰中央新報:ありがとうございました。


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