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7月31日質問事項10

10.FDAによる新規路線の就航決定

○山陰中央新報:山陰中央新報の平井です。

 済みません、あと、飛行機の関係でまたお尋ねするんですけれども、FDAが今度、出雲空港に神戸便を就航することを決められたんですが、この御所感と、あと、どのような役割を期待されるか教えてください。

○丸山知事:JALの伊丹便というのは大事な路線としてある中で、さらに関西の中心エリアであります神戸に別の路線として開設をしていただくということは、島根、山陰から関西に対するアクセスというか、選択肢が一つ大きくふえることになりますので、そういった意味で、ビジネスの面でも人の行き来といいますか、ビジネスの面でも観光の面でも、島根側から行くということ、また島根側に来てもらうということにとって、関西との交流が今度盛んになる、活発化する大きなサポート役になってもらえるというふうに期待してます。

○山陰中央新報:あと、山陰への神戸便というのは、4年前までは米子空港にスカイマークの就航があったんですけれども、なかなか搭乗率が低迷していて打ち切りとなったんですが、県としてFDAが掲げられた搭乗率65%という目標をどのように捉えておられますか。

○丸山知事:FDAは、これも路線開設を向こうで決められたので、65%の目標を達成できるめどが、65%ということの目標達成がある程度あるということで、多分決められてるというふうに思っています。ただ、そういうことというのは、我々の地元の対策協議会を含めて、利用促進の制度の活用とかっていうことを前提とされてると思いますので、我々も大事な路線の搭乗者数の確保という意味で、他の路線と同様に支援をしていかなきゃいけないと。そういうことを通じてFDAの掲げられてる目標を達成していただくことで路線の維持になると思いますし、それ以上の数字ができてくれれば、また、とらぬタヌキの皮算用ですけど、便数増といったことも見えてくるかもしれませんので、ともかく数字の上積みがしていただけるように、我々としては、既存の制度の範囲内だと思いますけども、できるだけの支援をしていく、新たな支援をするということじゃないですけど、利用促進の体制がありますので、そういったところを通じて、この路線の維持、確保、そういったことに取り組んでいくということを考えてます。

○山陰中央新報:目標に達しなかった場合っていうのは、県が公的資金を入れて搭乗率の下支えをするというお考えはおありなんでしょうか。

○丸山知事:それは萩・石見空港をイメージされた御質問だと思いますけども、萩・石見空港における東京便の2便目の確保っていう重みといいますか、空港の存続にかかわる路線ということと、FDAの今回の神戸便というのはちょっと位置づけが違いますので、萩・石見空港のような形での支援というのは想定してない。通常の利用促進、ほかの路線と、仙台便とか名古屋便とかという水準のものをイメージしております。

○山陰中央新報:ありがとうございます。

 

○広報室:よろしいでしょうか。

○丸山知事:どうもありがとうございました。


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