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7月31日質問事項5

5.台湾トップセールス

○山陰中央新報:山陰中央新報の平井です。あと、飛行機の関係でお尋ねしたいんですけれども、国際便のトップセールスの関係なんですが、先日、台湾のほうに行かれて、台湾でトップセールスをされたと思います。タイガーエア台湾さんとエバー航空さんと、あと大榮旅行社さん、訪問されたと思いますが、具体的にどのような売り込みをされたのでしょうか。

○丸山知事:会社によって訴えの仕方は違いますけども、中国地方全体がそうですが、比較的直行便がない地域、岡山にタイガーがありますけども、エバーですと近いとこで松山ですかね、そういう一つの空白地帯であって、素材はたくさんありますので、そういったところを楽しんでいただける余地は十分にあって、実際、岡山の空港を利用してタイガーエアで来られるツアーの方々も島根に来ていただいてて、評価をしていただいているというふうに聞いてますので、ぜひとも岡山以外の、という、タイガーエアに対してはそういう売り方。エバーに対しては四国だけではなくて中国地方で、出雲でぜひというふうな要請といいますか、お願いをしてきたところです。

○山陰中央新報:旅行社さんのほうにはどのような売り込みをされましたか。

○丸山知事:旅行社さんは、売り込みといいますか、もともと便がなければということなので、今のところは直接直行便で来られてるところではなくて、岡山とか福岡とか、ただ回ってこられることで、回していただいている方々に対しての売り込みになりましたけど、それはどちらかといいますと、島根の受け入れ環境として、ハイシーズンでのホテルがとりづらいので改善できないだろうかというようなお話を伺って、受け入れ側として、改善できることはないかどうかという感じの、お客さんの御用聞きをしてきたみたいな、より台湾からのお客さんを送ってもらえるようなことのためにどういうことが必要なのかなということの話を伺ってきたという感じでしょうか。

○山陰中央新報:各会社さん、それぞれ反応はいかがだったでしょうか。

○丸山知事:すぐに皆さん、直行便を飛ばしますよとかチャーター便を飛ばしますよとか、こうしますっていう話がすぐに出るような状況ではなかったですけども、受けとめは悪くはないと思いますが、社交辞令も入ってると思いますので、詰めて交渉をしていくということであると思います。

○山陰中央新報:初めて海外でトップセールスを終えられた御感想と、あと、何か課題に感じられたことがあれば教えてください。

○丸山知事:中国地方の知事会の一員としての、中国地方全般の観光セールスも含めてやってまいりましたけども、やはりちょっと県内と、まあ同じですけど、特に旅行会社さんというのは直接お客さんからお金をもらって、クレームがあればクレームをじかに受けられるような、本当に現場密着型のビジネスをやられてる方々でしたので、そういう方々から島根の、行きたいけどホテルがハイシーズンにとりにくいとかという、地に足の着いたといいますか、現実的なお話をいろいろ伺えたというのは、現場主義という感じでよかったと思います。

 

○山陰中央新報:山陰中央新報の平井です。

 先ほどお尋ねした国際便のトップセールスの関係でお尋ねするんですけれども、台湾への国際便就航に向けて、今後、どのように県として動いていかれますか。

○丸山知事:一生懸命やります。具体的にどうするかというのはあれですけども、ともかく向こう側の機材の導入される時期だとか、その路線を見直される時期だとか、ああいう時期があると思いますので、そういうタイミングで再度、そのときに、その前の検討状況とかというのを県サイドで接触しながら、きちんと我々としての魅力とか我々の姿勢とかをきちんとその都度PRしていく、または向こう側から、仮に就航を検討するに当たってこういうところが改善できないかということがあれば、そういうことに対してきちんと条件整備をしていくといったことで、決められるのが向こうになりますので、そういう判断をしてもらえるような努力を県サイドとしてきちんとやっていくということになります。

○山陰中央新報:台湾の航空会社さんと旅行会社さんとは、今後もやりとりを続けていこうだとか、そういった約束は何かされたんでしょうか。

○丸山知事:それはもう普通に。台湾で我々の観光PRをするために、現地でのサポートをしてもらう日本人の方、ちょっと会社だったかわかりませんけども、そういう方も、台湾で予算を支出して確保してますので、常に県職員が行っているわけではありませんけども、そういう方による情報収集をお願いして、そして、やはり島根から来てもらったほうがいいと、また、島根から行ったほうがいいんじゃないかというふうな判断をしたときには、観光振興課、商工労働部の人間が出向くということにしてますので、今回は知事が行ったという、行く予定がありませんというよりは、随時必要なときに行く予定にしていると。行かなくても、まあまあメールのやりとりとかも含めて、連絡を密にしながら、現地できちんとプレゼンをしたほうがいいというときがあれば、それは出向いていくという考え方ですね。

○山陰中央新報:わかりました。

 

○山陰中央新報:知事、よろしいですか。山陰中央新報の高橋です。

 先ほど、台湾の関係なんですけど、台湾の国際便の関係なんですけれども、一応目的としてはやっぱり連続チャーターをまずは飛ばしたいっていう御認識でいらっしゃいますか。

○丸山知事:いきなり定期便って、多分余りないと思うんで、やはり連続チャーターで定期便を飛ばすだけのポテンシャルがあるかどうかということを、連続チャーターも大分長くやられるケースも定期便の場合にありますから、それはやっぱり、いきなり定期便というのは難しい、余り現実的じゃないよと。ただ、我々が断る理由は全くないですけど、現実問題として航空会社から連続チャーターを飛ばして定期便が来る、提案が来るというのはちょっと想定しがたいかなというふうに思ってます。

○山陰中央新報:それでも今回、やっぱり航空会社さん等を回られたというのは、連続チャーターをまずは飛ばしていただければっていうお考えを持って回られたという認識をさせてもらってよろしいですかね。

○丸山知事:そうですね。当然連続チャーター、ただ、季節的な連続チャーターというよりは、続く連続チャーターで、定期便を視野に入れた連続チャーターの就航をぜひとも、まずお願いしたいという、秋だけ飛ばすやつを毎年やるとかっていうケースも当然あり得ますけど、そういうイメージじゃなくて、3カ月就航すればあと3カ月延長、まあ半年連続チャーターをもう半年延長でずっとある程度延長して、定期便に移っていくというふうなことをイメージしての連続チャーター、定期便を視野に入れた連続チャーターの開設をお願いをして回ったということですね。


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