7月31日質問事項3
3.日韓関係
○NHK:知事、よろしいですか。NHKの山崎です。
今、韓国との関係の悪化を受けて、県内でもさまざまな交流事業が中止されてると思うんですけれども、それについて、改めて知事のお考えなどありましたら教えてください。
○丸山知事:正直申し上げて、全体の日韓といいますか、日本というよりは韓国内での日本に対する感情といいますか、受けとめが悪化してるということであろうというふうに思います。これは、当然国政における安全保障面からの輸出管理といった問題が発端になってるというふうに報道上は理解しておりますけども、安全保障上必要なことであるとすると、そこは国の考えを、こういう活動が低調になっているということをもって輸出管理、安全保障政策を変えてほしいというふうにも言うわけにもいきませんので、ともかく必要な措置であれば必要な措置であるということを韓国側に理解を求めていく、そういったことを通じて、また時間がたつことを通じて韓国の皆さんの感情が鎮静化するということを待つという立場にならざるを得ないのかなというふうに思ってます。
○NHK:このまま放置しておいて、例えば疎遠になってしまったりとかっていうこともなくはないと思うんですけれども、そのあたり、何か民間サイドで働きかけというか、何かそういうことを考えてらっしゃったりはしないでしょうか。草の根交流とかそういう点でのつながりというか。
○丸山知事:いや、その草の根交流自体が今、草の根交流として訪問することが難しくなっているという状況が韓国側にあるということだと思いますので、いわゆる行政とか政治じゃない世界で動いている方々が行きにくいとか、行くとあれこれ言われかねないという雰囲気が韓国内にあるということだと思いますので、そこの改善というのはなかなか日本側から直接行うのは難しいと思いますから、やはり基本的には、ある意味、感情とか受けとめの問題であるとすると、ある程度時間が過ぎることでの鎮静化を待つというのが、よくも悪くも近道なのかなというふうに思います。
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