１４．Ｇ２０

○毎日新聞：済みません、毎日新聞の榊原です。

　ちょっと国の話にはなるんですけれども、Ｇ２０について、知事として何かありましたら。

○丸山知事：いや、警備が大変そうだなと思って。

○毎日新聞：結構、課題先進県でもある島根から、地方として何か求めるものとかはありますか。

○丸山知事：そういうテーマ設定がされている感じはしませんけど、Ｇ２０というのは、Ｇ７とかＧ８、先進国よりも幅を広げた大きな枠組みですけども、特にインドとか中国とか、人口の急増とか都市化とかっていうのが急速に進んだという意味では、戦後の日本とよく似た経済環境が、時期がずれて起きているところだと。そういう意味でいくと、急速な高齢化ですとか都市と地方の格差というのは少なからず、近未来として抱えられるというメンバーではあると思いますので、そういったとこにも目が向けられた議論、そしてまた、そういった中でそういうことに対する取り組みが日本というのは進んでいる、他の国からここを見習うべきだというふうに思ってもらえるような国の政策なり地方でないといけないかなというふうに、ちょっとこれ、今回のＧ２０ということではありませんが、Ｇ２０の中でいきますと、そういう昔ながらの先進国プラス急激な経済成長を経て、いわゆる大国の仲間入りをされようとしている国々の集まりでありますから、若干、高度成長を経て経済大国となった日本の足跡を学ぶみたいなところもあるでしょうから、時間がたつと、そういったことに対する日本のアプローチみたいなものを参考にしたいという話が出てくるようになるんじゃないかなというふうに思わないわけではない。が、そうなると確信しているわけじゃありませんけど。