6月28日質問事項8
8.県庁舎の受動喫煙防止対策
○山陰中央テレビ:山陰中央テレビ、福村と申します。
県庁内の喫煙所についてちょっと質問なんですけども、健康増進法の改正を受けて、行政機関、病院、学校等、原則敷地内禁煙になるかなと思うんですけども、県庁、分庁舎では2カ所ある喫煙所を残されたかと思うんですけども、それはどうしてなんでしょうか。
○丸山知事:いや、それは法律上、できる範囲で認められていることを、原則禁煙というのは法律上、要するに原則どおり置けないところと、例外として置けるところがある。で、例外として置けるところに置くことにした。それは実際、県庁に来訪される方に喫煙者がいらっしゃるという現実に対応してということでしょうか。
○山陰中央テレビ:学校、病院等もそういう改正の対象になるから、県が旗振り役を果たすべきではないかなという考えもあるかと思うんですけども、いかがでしょうか。
○丸山知事:県民の皆さんを迎える施設でもありますので、姿勢を示すという施設でもありますけども、多くのいろんな県民の方々がおられて、その方々に来ていただいて仕事をするという場所でもありますので、そういったことも踏まえて、法律上、例外的な扱いも認められているというふうに理解しまして、そういう対応をしています。法律の趣旨の範囲内での対応だというふうに思っています。
○山陰中央テレビ:今回、受動喫煙防止の観点から、県庁周辺4カ所、本庁舎、教育庁、南庁舎合わせて大体140万円ぐらい、移設費用かかってるかと思うんですけども、そこまでして残すものなのかなという声もあるかなと思うんですけども。
○丸山知事:それは、何度も繰り返しになりますけど、法律に基づいて対応できる範囲で対応して、その結果、そのお金がかかる分があったということで、ゼロ円にするために、何かお金を一切かけずに対応しなきゃいけないということであればそうしたんでしょうけども、そこは捉え方の違いじゃないでしょうか。
○山陰中央テレビ:隣の鳥取県、県庁さんは3カ所を1カ所に減らされたということですけども、その点はいかがでしょうか。
○丸山知事:私、そんな数字知りませんけど。
済みません、我々は我々の考えでやってますので、よそがこうしてるけども、おたくはこうしないのかという考え方はあるかもしれませんが、私は喫煙をされる方も来られる大規模な施設であるということを踏まえて、法律上、健康増進の観点から受動喫煙を最小限にしなきゃいけないということの健康増進法の法律の規定を遵守する範囲内で、そういう方々が来訪されるという現実との整合を考えて、こういう対応をさせてもらっています。
○山陰中央テレビ:今後、県庁など、県施設敷地内の完全禁煙だったり、喫煙所の全撤廃というのは、いつごろというような今後の計画のようなものがあればお聞かせいただきたい。
○丸山知事:済みません、今は、この法改正に対応するので手いっぱいで、ちょっと先のことまで考えて、先々こうしますというとこまで決めているわけじゃありません。
○山陰中央テレビ:ありがとうございます。
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