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6月12日質問事項7

7.合計特殊出生率

○山陰中央新報:知事、よろしいですか。山陰中央新報の高橋です。

 合計特殊出生率について先日発表がありまして全国2位でした。この点についてコメントもいただきましたけれども、改めて評価をしていただければと思います。

○丸山知事:これは、島根の若い世代の皆さんが全国トップクラス、まさに全国2位で子育て世代の方が子育てを頑張っておられるという客観的な数字だと思いますので、本当に県民の皆さんの頑張り、その努力が数字にあらわれた、大変いい結果ですし、頑張っていただいてる県民の皆さんに感謝しなきゃいけないというふうに改めて思っております。

 ただ、同時に出てますように、出生数、率ではなくて出生数が5,000人を初めて割ってるという状況でありますので、人口の絶対数をやはり目指していくという立場からすると、やはり、率がよくて数字が減ってるということは、やっぱり若い方の数が減ってるからでありますので、そういう意味では頑張る水準は全国トップクラス、そういう方々のベースとなる、戻ってきてもらう、残ってもらう若者の数をふやしていくってことが大事だなというふうに改めて思いましたし、さらにもう一つ言うと、やっぱり1.7水準というのは全国トップクラスですけども、人口維持水準にはまだ届いてませんので、そういうことを自然にしていただけるような、この率が上がっていくようなことを自然と若い方々に選んでいただけるような子育て環境の整備をしていかなきゃいけないなということを、2点、改めて思ったところです。

○山陰中央新報:先ほどもおっしゃいましたけれども、2.07に向けて環境整備が非常に必要だということでしたけれども、改めて具体的に、先日、大田の子育て世代の女性の方々なんかともいろいろ意見交換をされた中で、こういったことが必要だとか、こういったことをやりたいとか、改めて感じられたこと、思っていらっしゃることっていうのはありますでしょうか。

○丸山知事:やはり、結局のところ個人の選択、家庭の選択として、子供さんをもう一人産んでみよう、育ててみようっていうふうに思っていただけるような判断をしてもらうっていうことですので、問題は現実的な問題を解決していかなきゃいけないわけですね。そういう中で、財源も限られてますので、どういったことに重点を置いて、全てができるわけではないということも含めて、もうちょっとよく具体策というのは検討しなきゃいけないというふうに思いました。

 ともかく産後、特に、ある参加者の方は、1度目の出産で、核家族で出産後すぐに家事をしなきゃいけない状況になったので、やってみるとなかなか、その後の体調がしばらくよくなくて大変苦労されたということで、2人目の出産をされるときには、群馬県だったと思いますけども、サービスを使われて、産後ケアのヘルパー派遣を活用できるといったのが大変役立ったといったお話もありました。そういう具体的な、それは済みません、それをすぐやるという話じゃないですけども、そういう子育てをする上で、本当に平常的に耐えられる部分と、皆さんの仕事もそうですけど、ピークになってきつくなってくる部分、このピークになっていくところが障害になっているんであれば、そこのボトルネックを直していくというふうなことをやらなきゃいけないのかなというふうに思ったところです。


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