○丸山知事：５月第１回の定例会見を始めさせていただきます。

　私からのコメントとして、４点がございます。

　１点目が、お手元に資料を配付しております内容でございますけども、基本的に知事として私自身が県民の皆さんの御意見や県内各地の実情を把握するための取り組みについての内容でございます。２点目は、山陰両県知事会議を開催するということ。３点目が、日本創生のための将来世代応援知事同盟に加盟をしていくということ。４点目がスサノオマジックのＢ１昇格に対する祝意でございます。１点目から、資料に基づいて御説明をさせていただきます。

コメント１）県民対話・女性活躍１００人会議

　１点目が、知事と語る車座トークを開催するというものであります。

　私自身が県内各地で活躍しておられる方々と車座になって、身近にお話を、意見交換をする車座トークを開催させていただくというものであります。

　これは、１の目的のところで書いておりますとおり、幅広く県民の皆さんのお話を伺って、県民目線の県政を行っていくということのために開催をさせていただくというものでありまして、開催の方法としては、各地で活躍しておられる方々と私自身が直接意見交換を行うというスタイルでありまして、車座ということでありますので、ある程度少人数でということで、５名から８名、別に１０名であっても構わないわけですが、そういった比較的少人数を想定をしてるということであります。テーマにつきましては、県内の産業振興ですとか地域振興、子育て支援といった将来に向けた課題について、現場の状況、実際活躍しておられる方々の現状や課題というものを直接伺えるようにということで、適宜テーマを設定していきたいと思っております。

　それから、この内容の２点目が石見の日、隠岐の日についてであります。

　当初、国民の祝日のように、何月の第何週とか何日とか、日付を決め打ちしてというのが理想的ではありましたが、ちょっと現実問題としていろいろ検討いたしまして、日数として、一定の日数を石見、隠岐で滞在をしていろんな活動をしていくという日として設定をさせていただきたいと思っております。石見の日を１年度６日以上、それから隠岐の日を３日以上といった形で対応していきたいと思っております。この活動の内容といたしましては、今申し上げました車座トークですとか、後ほど御説明いたします女性活躍１００人会議、それから、その地域での特色ある取り組みですとか問題になってる課題といったところの現地を訪問させていただくといったことですとか、行事に参加をさせていただくといったこと、これは例示でありますので、それらのパターンも含めて、その地域、石見の地域、それから隠岐の地域の現状、課題、今後の方向性といったものに参考になるいろんな取り組みをしていきたいということでございます。その第１回目を５月３０日に大田市内で、石見の日として実施をしていきたいということを最後に、書かせていただいております。

　それから、もう１点目が女性活躍１００人会議の開催であります。これは、１００人という数字がある意味、１００という数字をきっちりやることというよりは、たくさんの方々、それから幅広い女性の方々の御意見を伺う会議を設けたいという趣旨でございましたので、そういった形に沿って開催方法を決めさせていただいております。書いておりますとおり、スタイルとしては２つのスタイル、１番のテーマ別でこの会議を開いてみる。それから地域別で開くといった形で、テーマ別として考えられますのは、女性が子育てしやすい職場づくりですとか、女性が職場で活躍できる環境づくり、女性が地域コミュニティーを含めた社会で活躍できる環境づくりといった、これもこれに限らず設定は可能だと思いますが、こういったものを想定して、テーマ別については全県下からのメンバーをお願いして開催をする。そして、２番の地域別の会議については、テーマ別の会議で想定されるようなテーマを各地でやられている方々に集まっていただくような形で地域別の会議といったものを組み合わせて、たくさんの女性の方々のお話を伺うといった形を考えておりまして、この第１回につきましても、石見の日として設定をしております、この５月３０日の午前中に、実施をしていきたいというふうに思っております。そういった形で県民の皆さんと直接コミュニケーションする、現状を把握していくといった取り組みを進めていきたいということが第１点目であります。