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5月23日質問事項8

8.高齢者の免許返納について

 山陰中央新報、平井です。最近、高齢者の運転ミスと思われるような事故も全国で起きています。高齢者の免許返納を進めるための施策をとる必要性があるかと思いますが、そのあたりについてはどのようにお考えでしょうか。

○丸山知事:これは何か、もろ刃の剣のようなところがありまして、一定の年齢に達したら、もう危ないから返納すべきだとかっていうことという問題ではないだろうと。結局、運転をする、ある意味、自動車という危険なものを運転することで免許制度があるわけですけども、それを運転するために必要ないろんな体力ですとか認識能力の衰えが出た段階で、やはりできれば本人に気づいてもらうと。続いて周囲からそういう客観的に自分で、御自身でわからない場面でやっぱりそういう、勧めてもらうといったことを通じて、やっぱり適切な時期に、やっぱり運転が適さなくなった時期に御本人の判断でしてもらうというのが一番円滑だし、スムーズだというふうに思っておりますけども、そういうことっていうのはやはり、高齢者の事故が多くて、自分自身で判断することがなかなか客観的に難しくてそういう事故が起きてるということを高齢者の方々自身に認識してもらうということが大事だと思ってますので、まずは免許更新という機会が制度上ありますから、そういったところで、もう既にやられていると思いますけども、やはり免許期間中であっても、適さなくなった場合にはやはり返納というものを考えてもらわなきゃいけないですよというふうなことを、確実に接点ができる免許更新なんかで言ってもらうのがいいのかなと思いますけど、ちょっとそこはプロ、警察本部の判断ですので、感想としてはそういうことですかね。

○山陰中央新報:県内は中山間地域も多く、車がないと不便な地域が多いですが、そういった地域の方々に進んで免許返納してもらうためには、どういった施策をとるべきだというふうにお考えですかね。

○丸山知事:それは生活に必要な地域交通を確保するのか、または移動によるサービスといったものを拡充するのか、2つの大きなアプローチがあると思いますし、そういう中山間地域の生活の不便さということで免許返納の判断を誤られるようなことがないようにしなきゃいけないなというふうには思ってます。

○山陰中央新報:ありがとうございます。


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