5月7日質問事項17
17.現場主義について
○山陰放送:済みません、BSSの秦です。
職員の方への挨拶の中にもありましたけれども、県庁にいる時間が前任の知事よりも短くなるのではないかということでしたけど、大体どのぐらいのペース、あるいはどのぐらいの割合でいる、いないっていうのが、今のところ見えているんでしょうか。
○丸山知事:いや、もうそれは統計的な数字ではなくて、定性的なトレンドとして、多分減ることになると思います。
○山陰放送:例えば県の西部にもある程度定期的に行きたいとか、あるいは1週間に1回は足を運びたいとか、そのあたりもありますでしょうか。
○丸山知事:隠岐の日、石見の日といった日を設けて行きたいっていうふうに私自身は言ってますというか、選挙期間中の法定ビラで書かせていただいてますので、ちょっと定期的にというふうになるのかはありますけども、そういう意識をして隠岐、石見に出かける機会をつくっていきたいというふうには思ってますし。
○山陰放送:それは、サテライト知事室みたいなものなんですか。
○丸山知事:いや、やっぱり現場を見たいというのもありますので、どこかの合同庁舎の部屋に会議室を一日、知事として座ってるというよりは、面会に来られるという方をその庁舎で受けるというのはあるかもしれませんけども、出ていく、石見なら石見の中の現場を見に行くということと組み合わせることになると思います。
○NHK:知事、済みません。NHK、白石です。
隠岐、石見の日を設けたいということでしたけれども、選挙の中でも現場主義ということをかなり、きょうの訓示の中でもおっしゃられてましたけれども、この現場主義というのは、具体的に何かこう、いわゆる会議体として知事がどんどん出向いていくというものなのか、その現場を見たいということで、何か知事自身がいわゆる催し物がないところでなくても知事が出向いて何かを見るということなのか、どういった形の現場主義をイメージされてますか。
○丸山知事:本当の現場に行くのが特に一番レアな現実がわかると思いますので、それが一番好ましいとは思ってますが、そうすると多分、行けるというか、話を聞ける方の数が少なくなってしまうというトレードオフな部分がありますので、恐らく両者を組み合わせるっていうことになると思います。ただ、現場主義と言うからには出かけていって集まっていただく、役場の会議室だったり合庁の会議室だったりっていうパターンもあるでしょうし、実際取り組まれている事業の状況とかというのを見に行くというのと、両方組み合わせることになると思います。だから産業とか実際の生産現場とかというのは、多分会議で聞くよりも実際に見に行かないとわかんない部分もあるとは思いますので、ちょっとケース・バイ・ケースで、いろんな方の話を一度に聞いて、違いを含めてできるだけ幅広くたくさん伺うっていうケースの場合と、実際の生産現場の生の状況を見に行くということと、両方メリットがあると思うので、それは組み合わせることになると思います。
○山陰中央新報:山陰中央新報、高橋です。改めて現場主義に対する思いの部分というのはどのように感じてらっしゃいますか。
○丸山知事:私もちょっと、先ほどの職員の皆さんへの挨拶で申し上げましたけども、自分も一生懸命やるんですが、県議会の先生方もやられてます。そして現職の皆さんもやってもらうということで、ともかく県民の皆さんの生活の現状に合った政策、これをできるだけ実施していく、抽象論ではなくて、具体論として具体的な県民の皆さんの生活の改善につながる政策を実行していく上で、常にその現場に、現場の状況を把握をしていくということが県庁全体として非常に大事だと思ってますので、これは私、それから実際、県民の皆さんと接する立場にいる職員の皆さんに思いを同じくしてやっていただくということを通じて、県庁全体が現場主義に基づく行政、県政を展開できるようにしていきたいというふうに思っております。
○山陰中央新報:6月に入ると議会も始まりますけれども、5月の段階でどちらか現場に出向きたいなというふうなお考えとか、実際出向かれる御予定とかっていうのはおありでしょうか。
○丸山知事:まだ確定してないと思います。
○山陰中央新報:思いとしてはいかがですか。
○丸山知事:思いはあります。
○山陰中央新報:済みません、山陰中央新報の平井です。
先ほど現場主義の話がありましたけれども、知事は現場に出向かれたら、その都度職員の皆さんにフィードバックをされるのか、それともある程度まとめた上で、どこかでフィードバックされるのか、何かやり方については。
○丸山知事:これはちょっと各部長さん方と御相談なんですけど、あんまり大名行列みたいなことをしても、知事もいない、部長もいないみたいな日をあんまりつくってもいけないので、同行してもらう方はできるだけ最小限にしてもらって、ただ、私が細かく状況を伝えれるかどうかというのもあるので、当然担当の出先の方とか本庁の方か、どっちになるかわかりませんけど、最小限来ていただいて、各部の部長さんに伝えてもらうという形が一番合理的なのかなというふうには思っています。
それと、もう一つ申し上げると、どうしても私も行政職員でおりましたので、とにかく現場を見るということが、現場がちょっと、掃き掃除されたものを見せたく、どうしても人はなるもんですから、できるだけレアな現状を見せてもらえるように、県庁側でそういう、できるだけ問題がないような姿っていう形での場所の選定とか、そういうことがないように、できるだけ標準的な状況とか、現状に近い現場を見せてもらおうというふうに心がけないといけないなというふうに思ってます。
お問い合わせ先
広聴広報課
島根県政策企画局広聴広報課 〒690-8501 島根県松江市殿町1番地 【電話】0852-22-5771 【FAX】0852-22-6025 【Eメール】kouhou@pref.shimane.lg.jp