5月7日質問事項11
11.溝口前知事との違いについて(三江線、原発)
○NHK:知事、済みません、よろしいですか。NHKの白石と申します。
ちょっと伺いたいんですけども、溝口前知事と、これからどういった違いをまず打ち出されていきたいかっていうのをちょっと伺いたいのと、あと、先ほどちょっと原発に関して否定的な立場をとられた、政党関係ではそうですけれども、一方で、県民の中で、やっぱり否定する方もいらっしゃいますし、それぞれさまざまな意見があると思うんですけど、そのあたりの判断をどうするかという、この2点をちょっと伺いたいんですが、よろしいでしょうか。
○丸山知事:溝口知事との違いをどう出そうという感じでやっていくつもりはないんですけども、自分のスタイルもありますし。私自身は自分のスタイルにこだわるというよりは、県民の皆さんに求められてる島根の人口減少対策、これをより一層強めて進めていくということのために必要な政策を必要なスタイルで実行していこうと思っております。そのためにも、県庁の中での職員の皆さんのやる気を引き出すとか、意思疎通をより円滑にしていくとかということが必要になればそういう工夫をしていきますし、それが結果として違いとして出てくるところがどう出てくるかって、それは結果論だと思ってますので、性格の違いというのは当然、人と人の関係なのであるかもしれませんけども、まあまあ若干私のほうが物事を楽観的に捉える傾向はあるのかなというふうには思いますけども。
○NHK:物事に取り組んでいく上で、例えば前の溝口知事は、割と現場の自治体の知恵とか意見っていうことがまずあって、その後に県としての考えを述べたりだとか、県の判断を出すということが多かったんですけれども、そこの部分で、例えば県がもっと主体的に、例えば三江線のような問題であったりだとか、そういった部分というのは、もっと前面に出てくるようなスタイルに取り組まれるということでしょうか。
○丸山知事:それは、やはり物の性格上、県としてやるべきことだと、県として物を言うべきものだと判断すれば、やっぱりそれは言っていくでしょうし、全てが市町村の問題で、それは二次的に県がかかわるという問題ばかりだとは私は思ってません。それは、過去の話はいろいろありますけども、私はその問題の詳細、当事者としておりませんでしたので、三江線の問題についてどうだったかということについてはコメント避けますけども、一般論として、県として主体的に取り組む分野と、市町村の皆さんの意見を踏まえて判断すべき分野と、それは2つあって、それはどっちのものなのか、どちらに属するものなのかというのは物によって判断をして、県として主体的に判断、先に判断すべき、県として先に考えを示すべきものがあれば、それは示していくというつもりです。
○NHK:済みません、もう1点、原発に関してはですけど。
○丸山知事:原発については、繰り返しになりますけど、安全性の確認がまず第一。そのために専門機関である原子力規制委員会の厳正な審査を求めていきますし、その結果の説明、丁寧な説明を求めていくということが第一です。そして、県議会ですとか住民の代表も参加されます安全対策協議会、それから専門家である原子力安全顧問、また関係自治体といった幅広い皆さんの御意見を伺った上で総合的に判断をしていくということであります。
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