5月7日質問事項5
5.県議会との関係について
○中国新聞:知事、済みません、中国新聞の岡田ですが、今回、超党派の県議会の皆さんから支援を受けたわけですけど、これから6月議会もそのうち始まりますが、議会との関係という点については、緊張関係であるとか車の両輪とかいろいろ言われますけど、知事御自身はどのように考えていらっしゃいますでしょうか。
○丸山知事:県議会の構成がまだ現段階では固まっておりませんので、そういう意味でちょっと評価とかをするにはちょっと早い段階だと思いますけども、私自身は、オール島根というのは私を御支持いただいた方に限ったオール島根という考え方ではありませんので、できるだけたくさんの皆さんの御理解をいただいて島根の人口減少対策に取り組みたいということが本意でありますし、私の御支持いただいた方々も同じ思いでありますから、そこは知事選挙においてどういう立場をとられたかということに関係なく、自分自身の政策について御理解をいただけるように努力をしていきたいという立場、知事としての立場はそういうことであります。
○中国新聞:対立候補を支援した陣営もそうなんですけど、逆に知事を支援された自民党議連の中の中心的なメンバーである皆さんとか、逆に関係が近いんではないかという指摘もこれから出てくるとは思うんですけど、その点についてはどう考えられますか。
○丸山知事:近い遠いというか、みんな近くなればいいんじゃないかと思いますが。先ほどのお話でいえば、私自身が政策の方向性を、根本を変えるつもりはありませんけども、当然相手のある話でありますので、御理解をいただくために自分が改めれるようなことがあれば改めていきますし、そういったことを通じて、まず自分の政策というよりは、県民の皆さんのためになるであろう政策がより力強く推進できるのであれば、そういったことというのは、いわゆる政治の中の判断の一つだと思っておりますので、ともかくできるだけ幅広い皆さんの御理解を得て取り組まなきゃいけない大きな課題、県政の課題でありますので、そういった姿勢で御理解を求めていくということで臨んでいきたいというふうに思っております。
○山陰中央新報:山陰中央新報、片山です。
選挙戦中は会派を超えた県議会の多数から支持を受けた中で、一部では、政策判断に陰りが出るんではないかというような指摘もあると聞いております。そうした中で、思い切った政策判断をどういうふうにしていくかっていうのは、何かお考えありますでしょうか。
○丸山知事:私の認識でいきますと、政策的に折り合えないところを折り合って私を支援していただいたというよりは、県政における課題というのは非常に多くが会派、要するに国政における立場の違いを、それを引きずらない形で、ほぼ方向性として同じなのではないかということを県議会を中心に確認をされて、そういった皆様の御支援をいただいております。例えば県内の産業を振興するということが保守系の方と、いわゆる連合系といいますかね、そういった方々との間で違いがあるかというと全く違いはなくて、産業振興、両方とも進めていくべきだというふうに思われてますし、そういった意味において、県政全体として、全く同じということはないと思いますけども、多くのことの場合、県として目指すべき方向についての違い、対立がないということがあって、こういった連携を県議会を中心にされたというふうに私は認識しておりますので、そういった意味での大きな不安は持っていないというところでございます。
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