3月27日質問事項5
5.旧ホテル宍道湖跡地の利活用
○中国新聞:中国新聞の三宅と申します。
ホテル宍道湖の件なんですけれども、昨日、松江市のほうで跡地の取得を公表されました。県としての受けとめといいますか、事情のところと、あと、今後の売買契約が進んでいくとすると、そのスケジュール感をお尋ねいたします。
○丸山知事:基本的には松江市さんの御意向があってということですので、我々としては売却の方向で物事を進めていく考えであります。
スケジュールは、松江市さんと、またこれから相談しながら進めていくということになるというふうに思います。ちょっと具体的に固まっているものが私の頭の中にあるわけではありませんので、お互いの事情を相談して、スケジュールとか手順を決めていくということで考えてます。
○中国新聞:関連してなんですけれども、具体は今後ということではありましたが、きのう、市長の会見の中でも、ホテルの取得後の活用について、市中心部の再整備にも生かしていきたいというお話がありまして、その中で、県の協力もかりたいというようなお話がありまして、知恵、知識という面と、あと、市中心部の土地の所有者という面での協力を得たいというお話があったんですけれども、そのあたりのお考えは、現在のところありますでしょうか。
○丸山知事:いや、私も詳しく聞いてないので、会見でそういうふうにおっしゃったという話は伺ってますけど、私自身が直接聞いた話ではないので、ちょっと詳細を存じ上げませんけども、そういう申し出があれば、そういう申し出の内容をよく伺って、対応を考えていくということじゃないかというふうに思ってます。
○中国新聞:ありがとうございます。
○読売新聞:済みません、読売新聞の土屋です。
今のホテル宍道湖の質問に関連してなんですけど、県としてはもともと建物も一体で購入してもらいたいという考えだったと思うんですけど、今回、建物は県が撤去を負担してという経緯に至ったと思うんですけど、それはどういったプロセスで決まったんでしょうか。
○丸山知事:いや、松江市さんの希望じゃないですか。
○読売新聞:そこは、その要望に沿うという形ですか。
○丸山知事:どっちがやるかの違いなので、多分金額が同じで撤去費が同じだと、撤去費除きでお金をもらうのか、撤去のお金をこっちがかけて、その土地の評価額をそのままいただくのかっていう違いなので、それは県として、松江市さんとしても別に損得関係ないと思うんで、希望される方向にこちらとしては対応するというスタンスで多分、事務的に交渉というか、協議をしてきたということだと思います。別に逆でも構わないと。そこに県としてこだわるところはないかなというふうに思います。
○読売新聞:県として、あの土地をどのように使ってもらいたいかっていうような希望みたいなのはあるんでしょうか。
○丸山知事:公共、公用で使ってもらうというのが、これは通常、土地の売却、県有財産の売却というのは公売といいますか、競争をかけるのが基本線。これはただ、地元の市町村、公共的な団体で取得されるということなので、これは相対での売買ということになりますので、そういった場合に、通常、必ず付してる条件は公共、公用に供することということですので、マンションとかというのは困るというふうな条件はつけさせていただくと思いますが、その中でこういう分野じゃないといけないというような特定は、県としては、この手の売却のときにしてませんので、それ以上の条件というのはつけないことになろうかと思います。当然、松江市として、市の財源を使って購入されるわけですから、それは市民の皆さんのためになる使い方をされるという推定のもとに、そこは細かな条件はつけずに、これは松江市さんに限らず、公共的な団体についてはそういう対応をしているという一般論の中で対応させてもらうという予定です。
○広報室:よろしいでしょうか。
本日の会見はこれで終了いたします。ありがとうございました。
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