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3月11日質問事項3

3.里見香奈氏への県民栄誉賞の授与

○山陰放送:BSSの秦です。

 冒頭、知事がおっしゃった項目の中で、県民栄誉賞についてなんですけれども、里見さん、これまでも史上初の偉業を何度かなし遂げられてます。その中で、今回のタイミングで授与となったという理由をお聞かせください。

○丸山知事:一番は、昨年ですかね、昨年の9月7日の史上初の女流六冠を達成されたということが一番、それ以前でも達成されたことというのは大変顕著な功績だったというふうに思っておりますけども、私自身が、これは検討しなきゃいけないんじゃないかと思いましたのは、この9月7日の女流六冠を達成された際であります。

○山陰放送:そうすると、その後、選考委員会のほうに知事のほうが諮問されたというような手順になるんでしょうか。それはいつごろ。

○丸山知事:その段階で検討するように私のほうが指示して、それを事務的に検討して、その内容について選考委員会にお諮りして御了解いただいて、きょうに至るという状況であります。

○山陰放送:19日の表彰式、あるいは懇談の際には、知事のほうは、里見さんにどういったメッセージを伝えるお気持ちでしょうか。

○丸山知事:そのとき取材に来てください。歓迎します。ともかく、私なんかは日常は3手先ぐらいしか読んでませんけども、何十手先読まれてるのか聞いてみたいなという感じですかね。

○山陰放送:ありがとうございました。

 

○山陰中央新報:よろしいですか。山陰中央新報の高橋です。

 済みません、里見香奈さんについてなんですけれども、知事は、改めて里見さんのこれまでの活躍をどういうふうに評価していらっしゃいますか。

○丸山知事:やっぱり女流の11連覇というのは、高校生のときからずっとタイトル保持をされてるわけですよね。そういう意味で、今は棋士でいうと藤井さんがおられますけど、やっぱり学生のときから、まさに女流棋士の世界でトップの位置に上り詰められて、それをずっと保持されているということのすごさというのを改めて経歴を確認させていただいて思うところでありまして、(女流棋士に)なるということと、トップの地位に立つということと、それを保持するということはまた違った難しさがあるわけですから、そういうことをきちんとやって六冠も達成されてるということを含めて、すばらしい足跡功績だというふうに思いますし、またこれからも、これ以上の御活躍を期待をしたいというふうに思ってます。

○山陰中央新報:このタイミングで、28歳という若さで県民栄誉賞を授与されて、さらに今後活躍が続き、さらに活躍されると、もう一つ上の何かをつくらないといけなくなっちゃうんじゃないかと思うんですが、その点はどういうふうにお考えですか。

○丸山知事:いや、それはもう、これ以上活躍されたら国民栄誉賞とかになっちゃいますから、県を超えてしまうんじゃないかという感じじゃないかと。

○山陰中央新報:わかりました。

○山陰中央新報:済みません、重ねて山陰中央新報の原田です。

 里見さんがこれまでのタイトル獲得数が39期ということで、最多の43期まであと4つということで、来年度あたりにもしかしたらこの記録を打ち破る可能性があるということなんですけれども、そういった新たな今後の活躍にどういった期待というか、を彼女にかけてらっしゃいますでしょうか。

○丸山知事:いや、余りプレッシャーをかける話でもないですけども、ともかく一戦一戦を集中して取り組まれているんだと思います。今回もやはり、いろんなシーズン全体として、通年でどういうふうなタイトルをどういうふうなスケジュールでこなされていくかということをプロとして考えられて、比較的オフシーズンでありますこの時期にお戻りいただいて授与させていただくということでありますので、ともかく本当に体力、気力を使われる大変な仕事だと思いますけども、より高みを目指して、ぜひとも県民の期待、もう既に期待を超えておられると思いますけども、さらなる期待にまた応えていただけるように頑張っていただきたいというふうに思っております。


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