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2月5日質問事項8

8.知事選で保守分裂の自民党島根県連

○中国新聞:済みません、中国新聞の岡田です。

 話ががらっと変わるんですが、去年の県知事選以来、自民党県連のしこりが残っているわけですが、1月の終わりに五百川県議と竹下亘県連会長が会談されまして、五百川会長は水に流すべきだと言い、竹下さんは注意するという姿勢は変わらず、物別れに終わっておりますが、この県連の立て直し、知事選をめぐることに端を発してるわけですけど、それについて、知事、今どういう期待というか、御所感をお持ちでしょうか。

○丸山知事:島根の自民党というのは、やはり総理大臣を輩出し、今も派閥の領袖お二人を輩出している、そういう県連でもありますし、そして、つまりは県政界を牽引してこられた立派な組織であります。そういった多くの、島根のために、自民党のためにということもあるかもしれませんけども、島根県連としては島根のために一生懸命汗をかかれる方がたくさんおられる組織でありますので、いろんな知恵を出し合っていただいて、島根のこの厳しい人口減少という意味でいきますと、やはり限られた力を寄せ合って、国政なり県政に向かっていくということは、恐らく政治の世界でも同じ状況だというふうに思っておりますので、知恵者、人格者がたくさんおられますので、そういった方々が知恵を出されてそういうふうにまとまっていく方向に努力を今されている最中だというふうに認識をしております。

○中国新聞:注意ということだと、県連の処分としてかなり抑え目かなというふうに感じてはいるんですけど、やっぱりそれは受け入れられないっていうかたや主張もあり、この点について、どの辺を落としどころというか、知事として言いにくいかもしれませんが、どうでしょうか。

○丸山知事:いや、言いにくいというか、落としどころを考えたことがないので、当事者ではなくて、今回のトップ会談というのは、竹下県連会長と、県議会でいきますと自民党議連の五百川会長が会談されたということだと思いますが、ちょっとそこでどういう話があったかということを含めて、私自身は承知しておりませんので、何が論点になってるかということも含めて承知しておりませんので、ちょっとそういう、どこら辺が落としどころじゃないかというところはちょっと想像もつかないところですが、やはり政治というのはある意味、何か、妥協の芸術というんですかね、うまく折り合いを、お互いの主張を取り入れて、微妙なところで妥結点を見出すという世界でもあろうかと思いますので、そういったことにたけた立派な政治家がおられますから、そういったところでどういう知恵を出されて、まとまっていく方向に努力をされている、まさにさなかだというふうに思っておりまして、そういうふうに進んでいただくことを期待しているというところであります。

 


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