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2月5日質問事項3

3.教員・県職員の不祥事

○山陰中央新報:いいですか。山陰中央新報の平井です。

 2019年度の教員の不祥事の関係でお尋ねします。

 2019年度に入り、教員の不祥事が4件あったんですけれども、その不祥事が相次いでいることに対する御所感をお願いします。

○丸山知事:4件、いずれも、20代の若い学校の教員の不祥事があるわけでありまして、学校の中で起きたものもあったり、学校の外のものもありますけども、やはりあってはならない不祥事だというふうに思っております。これは、直接の、その先生方に教えてもらってた生徒だけではなくて、ほかの先生に対する信頼も不当に落としかねないということで、本当にこういったことの再発防止に努めなくちゃいけないというふうに思っておりまして、こういう若い先生を指導されます管理職の方々、また、新規採用の際の研修といったことを、人事権を持っております県教委においてきちんと行ってもらう。そして今回、いろんな事案がありまして、その方々というのはそれぞれ公務員としての処分を受けておられます。そういった浅はかな行動をすることがどういったことにつながるかということを含めて、実際の事案などを示して研修を行うということなど、それは教育委員会の判断ですけども、そういう自分自身の人生も変えてしまう、島根県の教育の信頼を失墜するということだけではなくて、そういったことも含めて、個人として、社会人として、いわゆる認識をきちんと持ってもらうということに努めてもらうというふうに聞いております。

 ちょっと研修の内容についてはわかりませんけど、そういう実例も含めてやってもらったほうがいいと思います。

○山陰中央新報:不祥事が相次いだことに関して、なかなか理由は一概には言えないと思うんですけれども、若い先生方が多かったことですとか、何か理由についてはどのように考えておられるでしょうか。

○丸山知事:私自身は、直接処分をして、本人からの聞き取りの内容を聞いてるわけではありませんので、そこのところは教育委員会のほうで分析をしてもらわなきゃいけないというふうに思ってますけども、一定の傾向が見られるのであれば、その傾向に対する対策が必要でしょうし、そういうことを含めて原因分析、傾向ですとか、そういったことも含めて、やれるかどうかちょっとわかりませんけど、ともかく再発防止に向けて何をすべきかと、できることはないかという観点で、教育委員会で取り組んでもらうということが大事だというふうに思っております。

○山陰中央新報:特に強制わいせつの案件ですと、保護者の方はもちろん、学校に子供を預けることに対してすごく不安を感じられると思いますし、子供たちの中にも不安が広がると思うんですが、そういったことへの対応は何か考えていらっしゃるでしょうか。

○丸山知事:個別のケースを私自身、新聞報道以上のことは承知しておりませんので具体的なコメントはできませんけれども、一般論として、そういう御指摘のような状況が生じる、そういう事案だというふうに思っておりますので、そういったことを踏まえて、被害に遭われたお子さん、それから御家族、そしてその周囲の児童生徒さんといいますか、そういった方々に対するケアも含めて、深刻に受けとめて対応しなきゃいけないというふうに思っております。

○山陰中央新報:1月末には病院局のほうでも逮捕事案があったと思いますが、そういった逮捕ですとか不祥事があった職員の方に対しての処分の厳罰化など、何か対応を検討しておられるでしょうか。

○丸山知事:処分については、公平公正に行うということでありますので、過去の事例ですとか、ほかの団体での取り扱いを含めて、そういったもの、それから一番は内容ですけども、その内容がどの程度に相当するかということで対応いたしますので、そこは厳罰化にかじを切るとかということではありませんけども、これまでもそういうふうに臨んできていると、処分をすることで服務規律を回復すると、本人に対する、いわゆるけじめのような形、そして周囲に対するきちんとした認識を持ってもらうということを含めて、適切な処分がなされてきたというふうに思っておりますので、その線に沿って、これまでも甘くやってきたわけではないと思いますから、そういった処分をきちんと行ってもらうと。病院局の人事権は管理者のところでお持ちなので、管理者のほうで適切に対応してもらう必要があるというふうに思っております。

○山陰中央新報:ありがとうございます。

 


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