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2月5日質問事項4

4.県議による松江市長告訴

○山陰中央新報:よろしいですか、知事、済みません。山陰中央新報の高橋です。

 先日、島根県警が松江市の松浦市長を名誉毀損の容疑で書類送検されましたけれども、これについての御所感を改めてお伺いさせてもらってもよろしいでしょうか。

○丸山知事:県警から書類送検をされたということですので、刑事手続としてそういう段階に移ったということであるというふうに、ですから、検察の捜査という段階になったということで、そういう事実として受けとめております。

○山陰中央新報:松浦市長は、発言の意図等々について、いまだ説明をしていらっしゃいませんけれども、それについて、知事はどのような御感想をお持ちでしょうか。

○丸山知事:発言の意図は、はっきりしてるんじゃないのかというふうに思いますが、根拠をはっきり示されてはいないというふうに認識をいたしております。

○山陰中央新報:そうか、済みません。その根拠をお示しでないことについては、どのようにお考えでいらっしゃいますか。

○丸山知事:捜査への支障という意味で、市長さん御自身の、被疑者というか、容疑者としての御自身のために、そういった判断をされているんだというふうに思っておりますけども、公人としての立ち振る舞いとしてできることがないのかということは、それは別の問題としてあるとは思いますが、前者のほうを重視されているということなんだろうなというふうに受けとめております。

○山陰中央新報:1月24日の松江市長の会見の中では、御遺族のほうに対して謝罪をするかどうかというのは、これから検討されるというようなこともおっしゃってましたけれども、その辺についての御対応については、今、知事、どのような御所感をお持ちでいらっしゃいますでしょうか。

○丸山知事:私は新聞報道で、かぎ括弧でつけられたとこしか読んでませんので、正確な意図は厳密にはよくわからないところもありますけども、報道で上げられている発言を見る限りといいますか、読む限りは、再三ちょっと申し上げてますけども、今回の発言で、意図せざるといいますか、平穏な市民生活を送られている方を公の場面に引っ張り出す形で、恐らくその方々の同意なくそういう発言をされたということの重大さといいますか、それに対する、刑事的な話かどうかわかりませんが、人を傷つけたということに対する認識の薄さっていうことなんだろうなというふうに受けとめておりまして、そういう意味では大変驚きを持って受けとめております。私自身、客観的に見て、事実かどうかということというのは裁判で争われるだろうかと思いますけども、事実が、私はないと思っていますが、万が一そういう事実があったとしても、あのような発言をされるとしたら、御遺族の御了解なしにやるということが社会的に許されるかどうかということは明らか、許されないと私は思いますので、それは裁判、争われている事実以前の問題として問題だというふうに思いますし、もう一つ申し上げますと、今回思ったことは、告訴をされた五百川県議には、告訴を取り下げてもらうための行動はとられたわけですけども、告訴とか民事上の損害賠償とか、そういった手段をとられない平穏な、ごく普通の市民の方には一顧だにされてないと。私は、謝るかどうかをまだ決めてないという発言には、本当に驚きました。

○山陰中央新報:ありがとうございました。

 


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