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1月21日質問事項4

4.県議による松江市長告訴

○山陰中央新報:山陰中央新報、片山です。

 松江市長の書類送検の話について伺います。

 市長が書類送検されたことについて、知事、どうお感じになられますか。

○丸山知事:書類送検をされたっていうことについては、もう刑事手続の中で、県警察と市長さんとの関係から検察と市長さんの関係に移ったということだというふうに思いますので、それ自体、県知事として県政職務上、申し上げることはないかなというふうに思いますが、私も松江市民なので、一松江市民として申し上げると、それはどこか1社のコメントで、事実無根ではなくてちゃんとした情報があるんだというふうなお話もされておられましたので、そういったことであれば、そういう御説明を市長さんとしてされないと、それは刑事手続という話じゃなくて、公人として、そういうことも考えられるのではないかということと、これは若干、県知事としてではなくて、元候補者として申し上げると、私自身はもう知事になりましたので、元候補者として争うことはしませんし、五百川県議は別の行動をとられたわけですけども、今回の市長さんの御発言の中では、もうお一方、実質的な迷惑、被害を受けられた、名前を挙げられた方の御家族がどのように今回のことを受けとめておられるかということについて、たしか松江市民であられると思いますので、市長さんとして、五百川県議に対してではなくて、そちらサイドに対してやられることはあるんじゃないかなというふうに思いますし、そして、そういう意味でいくと、もうこういった報道が繰り返されないように、もうお一方の、平穏な生活を送られてた市民の方が平穏でいられなくなってるという状況、折々に触れて報道が繰り返されるといった状況を早期に終結させるというふうな努力を、これは市長さんというよりは社会人として、していただきたいなと、これは御自身の刑事手続だけで、私はいいですけども、事が済んでない話だということをやはり認識していただきたいなというふうに、これは県知事としてでは全くなく、個人的な、かつて県庁職員として仕事をしていた者としての感想ですね。そして、御自身の発言が与えた影響をきちんと冷静に判断されて、相手方の気持ち、どういうふうな気持ちでおられるかということを、積極的に相手の立場に立って考えていただく必要があるんじゃないかなというところが個人的な感想であります。ですから、そういう意味で、もうこれに関する報道が繰り返されないように、努力というのを、市長さん御自身のためだけではなくて、市民の方のためにもやられることが必要なんじゃないかなというふうに要望したいなというふうに思います。

○山陰中央新報:そのように発言される中で、結局やっぱり市長が発言の意図なりをきちんと説明していないであったりとか、発言をしたことに対する明確な謝罪がないというような声があります。そこら辺に対して、知事としては、松江市民としてでもよろしいんですが、松江市長に対しては、そうした説明なり謝罪なり、明確なことを求めるというか、それらが必要だとはお考えになりますか。

○丸山知事:基本的には、市長として求められることというのは、第一義的に言えば市議会で市民の意を受けた議員の皆さんが市長さんにどういうふうに望まれるかっていうことが一番だと思いますけど、そこは委ねたいというふうに思いますが、私は、一市民としては、私は市長さんのお考えの中では、もう、らち外に入ってると思いますけども、五百川県議だけではなくて、もう一方の影響を受けられた方々に対する配慮をしていただきたいなというのが、松江市民というよりは元職員、一緒に仕事をした方の、関係者に対する気持ちとして、個人的には思います。

○山陰中央新報:ありがとうございました。

○広報室:よろしいでしょうか。

 本日はこれで終わらせていただきます。


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