コメント２）東京国立博物館日本書紀成立1300年特別展「出雲と大和」

　そして、個別の案件でございますけれども、先ほどもちょっと触れました、東京国立博物館、上野にございます国立博物館で、日本書紀成立１３００年の特別展として「出雲と大和」展が開催されます。期間は１月１５日水曜日から３月８日までの４７日間でありまして、島根県と奈良県が東京国立博物館と共同で開催し、出雲と大和の歴史の、由来の深い名品を一堂に集めて古代日本の成立やその本質に迫るといった企画の内容でございます。島根県からは重要文化財であります出雲大社（いずもおおやしろ）の心御柱（しんのみはしら）と宇豆柱を初めてそろって公開をいたします。また、国宝の荒神谷遺跡から出土しました青銅器１８９点と加茂岩倉遺跡から出土しました銅鐸３０点を展示いたしますけれども、これだけまとめた展示をいたします東京での開催はおよそ２０年ぶりというふうになるものであります。多くの皆様方に、この出雲の歴史文化、大和とともにごらんいただきまして、歴史の深さを御理解いただいて、また観光などでの御来県に結びつけていきたいというふうに思っているところでございます。