消防団員の負担軽減について


 

【提案No.A2025-00161】11月15日受付

 

 現役の消防団員です。消防団は、少子高齢化などの影響で団員数が減少しており、団員の確保が課題です。

 最近は、タイパやコスパを重視し、意味のないことはやりたくないという若い方が多いと思います。そのような、若い方に消防団に入っていただくためにも、消防団の活動の中で、実際の活動に役に立たないもの、意味が薄いもの、効率が悪いものは、見直すべきだと思います。

 例えば、操法大会は出場する人の負担が大きい割には、火事場では役に立たない動きが多いと思います。また、出初式は早朝から点検の練習などがあり負担が大きいため、これらを廃止するなど、積極的に見直していただきたいです。

 同じ時間を使うなら、より実戦的な訓練で、全員が災害現場で対応できるものにしていただきたいです。

 

【回答】12月17日回答

 

 消防操法大会や出初式は、訓練を通じた消防技術の習得をはじめ、一般住民への防火意識の普及啓発にも大きな役割を果たしているものと考えられます。

 一方で、出動する消防団員の方の負担軽減が課題となっていることや、より実践的な訓練の実施を求める声があることも承知しています。

 出初式については各市町村が実施しているものですが、市町村によっては出動する団員数の見直しや式典の規模の縮小など、団員の負担軽減を目的とした取組も見られます。

 また、県消防操法大会は、これまで(公財)島根県消防協会との共催により毎年開催していましたが、昨年度から実施種目を削減した上で隔年での開催とし、パフォーマンス的な動作の見直しなども実施したところです。なお、県大会への参加や参加隊数については、各市町村がその実情に応じて判断されるものであると認識しています。

 県消防操法大会について、現時点で新たな見直しなどを検討しているものではありませんが、引き続き、各市町村や消防団員の方の意見を聞きながら、必要な取組を支援していく考えです。

(防災部消防総務TEL:0852-22-5884)

 


[この回答に対する意見募集]

■この回答に対してご意見がありましたら、こちらをクリックしご意見送信メールからお送りいただくか、teian@pref.shimane.lg.jpのアドレスまでご意見を送付ください。
また、しまね電子申請サービスのフォーム、郵便、FAXでも、回答に対するご意見を受け付けています。
ご意見を送付いただく際は、お手数ですが、上記の【提案No.】を件名欄もしくは提案内容欄に必ず記入下さい。


2025年12月項目一覧

お問い合わせ先

広聴広報課県民対話室

島根県政策企画局広聴広報課県民対話室
〒690-8501
島根県松江市殿町1番地   
【電話】0852-22-5770、6501
【FAX】0852-22-6025