子どもが自閉症と診断された際の情報窓口をつくってほしい
【提案No.A2023-00361】1月17日受付
子どもが自閉症と診断されました。わが子が自閉症になって分かった事ですが、自閉症の子どもを育てる際の支援制度や支援機関の情報、例えば、療育手帳や特別児童扶養手当、島根県東部発達障害者支援センターウィッシュ等は、それぞれネットや本、人づてに調べたり、聞いたりしなければ、その存在を知り得ませんでした。こどもが自閉症と診断された際に、国、県、市町村の支援制度を一括して知る事ができる仕組をつくってください。
【回答】2月9日回答
自閉症などの発達障がいについては、乳幼児期から学齢期、成人期まで、その方に必要な情報提供や支援ができるよう、成長段階に応じた相談先があります。
乳幼児期のお子さんの場合、市町村が一番身近な相談や各種申請の窓口になります。市町村が行う1歳6カ月や3歳時の乳幼児健診で、発達障がいの疑いがある場合は、発達クリニックの受診を勧め、療育や福祉サービスにつないだり、子育てや発達などの相談に応じています。また、より専門性の高い発達障害者支援センターを紹介することもあります。
お子さんの障がいの程度、ご家族の状況などにより、利用できる制度やサービスはさまざまであることから、支援制度を一括してお伝えすることは難しい場合もありますが、まずはご家族からご要望やお困りごとなどをお聞きしし、お子さんやご家族にそった情報提供を行えるよう、市町村と連携して進めてまいります。
また、医療機関で発達障がいと診断された後、確実に相談先へつながるよう、改めて現状と課題を把握し必要な仕組みを整備するとともに、県民の方々に、発達障害者支援センターをはじめ、ライフステージに応じた相談先を広く知っていただけるよう、県のホームページやLINEアカウント「しまね子ども生活サポート」での情報提供のほか、身近な施設へのパンフレットの配架などにより、周知に取り組んでまいります。
なお、国においては、発達障がいに関する情報に特化したポータルサイト「発達障害ナビポータル」を設けており、相談したい、病院を探したい仲間とつながりたい、など、当事者の方やそのご家族が、要望に応じて必要な情報にアクセスできますので、ご活用ください。
【参考】
・島根県障がい福祉課発達障がいのページ
https://www.pref.shimane.lg.jp/medical/fukushi/syougai/ippan/hattatushougai/
(パンフレット「発達障がいを正しく理解しよう」を掲載)
・発達障害ナビポータル(国が提供する発達障害に特化したポータルサイト)(外部サイト)
(健康福祉部障がい福祉課TEL:0852-22-5709)
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