９月21日の山陰中央新報25面に「ボランティア登録に旧統一教会関連３団体-島根県の認定制度-」の見出しで、県の認定する清掃ボランティア「ハートフルしまね」に関連団体が登録されていた、という記事が出ていました。

　共産党県議団の尾村議員の質問に対して、丸山知事は「（関連団体とは）関係を持たないという方針で臨みたい」と答弁していますが、大問題だと思いませんか。

　関連団体であるかどうかをどうやって確認するのでしょう。調査するのでしょうか。「あなたは統一教会と関係がありますか。」と聞くのでしょうか。

　信仰の自由を保障した憲法に違反していませんか。

　県が、反社会的な行為等が指摘されている団体と関係を持つことは、関係を持ったことや接点があることを利用され、こうした団体の信用を高めて、反社会的な行為による被害を拡大させてしまう恐れがあるため、避けなければなりません。

　世界平和統一家庭連合（旧統一教会）に関しては、過去の霊感商法や献金強要による被害等の問題が報道され、指摘されており、こうした懸念が払拭できないことから、県としては、今後関係を持たないという方針で臨んでいく考えです。

　これは、あくまでも、団体との関わりについての考え方であり、申請等をされた団体が、反社会的な行為が指摘されている団体や関連団体に該当しないか、確認を行うものです。ボランティアなど県民の皆さんのさまざまな活動等に際し、個人の方の思想や信教を確認するということはありませんので、ご理解をお願いします。

（政策企画局政策企画監室TEL：0852-22-6507）

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