補助金請求の失念による職員の処分について
【提案No.A2022-00148】7月29日受付
報道で「島根県補助金の請求を失念1千万円損失担当職員が初めてで…」を見ました。
その記事の中で「島根県は担当していた職員の処分を検討中」とあります。
処分(罰を与える)はしないでください。罰を与えても何の解決にもなりません。
本人は大変な思いをしています。
一方、周りの職員も「あんな間違いをして」との思いがありますので、けじめを付けてください。例えば「〇〇部長の講話」「知事の講話」等です。
講話といっても、部長や知事が一方的に話すのではなく、職員の話しを聞いてあげてください。
これにより、本人は思いを話せて(反省を含め)気持ちが晴れ、周りも特別な事(知事の講話等)を行ったことで納得します。
なぜ、罰を与えてはいけないかですが、それは真の原因が分からなくなるためです。
人間は間違いをする動物といわれますが、間違えを繰り返さないためには、真の原因を見つけることが重要です。
しかし、誰しも罰を与えられるとなると何かを隠します。それによって間違った原因と対策により、同じ間違いが起こります。
真の原因(直接の原因と潜在的要因があります)を見つけ、再発防止を進めるやり方に舵を切ってください。
【回答】10月11日回答
このたびの国庫補助金の請求事務の未処理により補助金を収入することができなくなった事案につきましては、県民の皆さまの県行政に対する信頼を損なうこととなり、心よりお詫び申し上げます。
これまでも、職員が行政に対する信用を傷つける行為や公務員としてふさわしくない行為を行った場合は、厳正に処分を行っており、今回の事案についても本人や上司に事実関係を確認した上で、処分を行ったところです。
県としましては、このたびの事態を重く受けとめ、業務の適正な実施に向けて再発防止に努めていきます。
(総務部人事課TEL:0852-22-6125)
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