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男女共同参画計画について


 

【提案No.A2021-00564】1月29日受付

 

 男女共同参画計画について、提案があります。

 現在の男女共同参画計画は、男女別の計画になっており、性の多様性に対応した適切な言葉が不足しているように感じます。

 特に、次の点について、改善を提案します。

 1.「性の多様性を前提として」、男女共同参画計画という題名を工夫してもらいたい。

 2.「男女がともに」→「性別にかかわらず一人一人が」

 ジェンダーには、男女以外もある。

 3.DVの項目「妻」・「夫」→「配偶者」

 4.育児の項目「母」→「保護者」

 

【回答】4月5日回答

 

 第4次島根県男女共同参画計画については、3月23日に決定したところです。

 ご提案のありました「性の多様性を前提として」、「計画の題名」の工夫や「男女がともに」という表現を「性別にかかわらず一人一人が」に変更することにつきましては、現状として、仕事や家庭、社会活動など幅広い分野で男女間の格差があり、その格差の解消を図るためには、取組の対象を明確にし、積極的に施策に取り組む必要があるため、「男女」という表現といたしました。

 なお、本計画の標記は「男女」でありますが、県においては、障がいのある方、高齢者、外国人、LGBTの方など、さまざまな状況にある方々についての正しい理解を広め、社会全体が多様性を尊重する社会づくりを進めていくこととしています。

 また、「性の多様性の尊重」を計画策定の横断的視点として位置付け、各施策を実施する上での共通する視点としています。

 なお、ご提案のありました計画本文の中の表現については、以下のとおり対応しました。

・「夫」という表現について、42ページ参考指標54については、内閣府調査の「配偶者暴力相談支援センターにおける相談件数」を用いていることから、「夫等からの暴力相談件数」を「配偶者暴力相談支援センターにおける相談件数」に変更しました。

・一方、27、28ページの島根県女性相談センターにおける女性相談の主訴別相談状況「夫等からの暴力」等については、厚生労働省が実施する統計調査の項目であり、表現の変更はできないことから、このままとしました。

(政策企画局女性活躍推進TEL:0852-22-6143、健康福祉部青少年家庭TEL:0852-22-6190)

 

 

 


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