屋外の指定喫煙所は閉鎖・廃止とし、禁煙治療費の3分の2助成を予算化してください。

　県では、平成16年2月に「島根県たばこ対策指針」を策定し、「未成年者の喫煙防止」「受動喫煙防止」「禁煙サポート」「普及啓発」の4本柱により、積極的にたばこ対策に取り組んできています。そして、令和元年6月には、健康増進法の改正を受けて方向性や目標の見直しを行い、「望まない受動喫煙をなくす」ために施設管理者等に適切な啓発・指導等や禁煙支援薬局の新規登録を増やすことなどの取り組みを進めています。

　また、令和2年4月の改正健康増進法全面施行へ向けて、市町村や保健所、関係団体等と連携し、県民の皆さまに情報が行き届くように改正健康増進法の趣旨の周知や「望まない受動喫煙」の実態調査による重点的な取り組み、飲食店の事業者等へちらしを送付するなどの啓発活動を行ったところです。

　ご提案である、特定屋外喫煙場所については、市町村等とともに受動喫煙防止の啓発等を通じて県民の意識を醸成し、将来的に敷地内での喫煙がなくなるように取り組んでいくこととしています。また、禁煙治療については既に保険適用されています。これに加えさらなる禁煙治療費助成の予算化は難しいですが、喫煙による身体への悪影響や周囲の人への影響についてもさまざまな年代層、場面で周知を図っていくとともに、禁煙治療実施医療機関や禁煙支援薬局による禁煙サポートについて、県ホームページやちらし配布などで積極的に広報してまいります。

（健康福祉部健康推進課）

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