松江北道路の建設は住民にとって寝耳に水の計画だ。一体どこにそんな財源があるのか。

　しかも古江地区ではこれによって水害の浸水範囲が現在よりも相当広がる可能性がある。

　松江北道路計画は中止し、現在の道路の不具合を整備して、何年も消えているセンターラインや走行区分ラインを引き直すことに注力すべきである。

　境港出雲道路という絵に描いた餅話はいい加減にやめるべき。今の朝夕わずかな時間の渋滞解消のために必要というのがいつもの回答だが、今後人口も車も減る一方であり、理由にならない。

　松江市内の道路では、特に朝・夕の通勤時間帯において多くの箇所で交通渋滞が発生し、交通量の多い中心部に行くほど交通事故も多くなっています。市内中心部の交通量を減らすことも目的の一つとして計画しています。

　古江地区の浸水につきましては、既存の農業用水ため池が決壊した際の影響を地元住民の方々が懸念されているとの声があり、道路計画が無い場合の浸水想定と大きく変わらないよう道路構造を見直しております。今後の詳細設計の段階においても引き続き配慮してまいります。

　松江市内の交通渋滞をはじめ、災害・緊急時の備え、山陰道へのアクセスといった道路ネットワークの課題を解決するため、松江北道路の早期整備に向けて取り組んでまいりますので、ご理解をお願いします。

（土木部道路建設課）

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