県内各地を走り、乗客を安全に目的地まで送り届けるバス。学生から社会人、高齢者まで幅広い方が利用する大切な公共交通機関です。

大きな車体を自在に乗りこなし、地域の公共交通を支える「バスの運転手」になりませんか？

^{バスの運転手として活躍する安井さん}

高校卒業後に入社して30年間、バスガイドを勤めてきましたが、全国を飛び回る仕事は過酷でした。子育てなどが一段落し、「一休みしながら仕事したい」と運転手への転身を決めました。

自動車教習所で「大型二種免許」を取得後、ベテラン社員からみっちりと知識と技術を学びました。大変だったのは、管内のバス停を全て覚えること。路上研修ではバス停を通り過ぎてしまうこともありました。

苦労もありましたが、仲間に支えられ、今があります。

主には松江市中心部と美保関地区を結ぶ路線を1日3～4往復担当しています。また、勤務は不規則ですが計画的に休暇取得ができ、落ち着いた生活ができています。

やりがいを感じるのは乗客から降車時に告げられる「ありがとう」の言葉。心のこもった言葉が本当にうれしく、励みになっています。

今後はステップアップし、高速バスを運転することも考えています。「もっと運転手を頑張って、たまにバスガイドもやりたいですね」。安井さんは今日も充実した表情でハンドルを握ります。

^{バスの前で笑顔の安井さん}

バス事業者に入社後、「大型二種免許」を取得します。その後、社内研修や路上研修で知識や技術を学び、6カ月ほどで現場に出ます。

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●問い合わせ先
一般社団法人島根県旅客自動車協会（TEL：0852・60・0928）
県交通対策課（TEL：0852・22・6508）