令和5年10月13日（金）～12月10日（日）
会期中の休館日／10月17日・11月7日・11月14日・12月5日
開館時間／午前9時～午後6時（10月31日まで）、午前9時～午後5時（11月1日～12月10日）

古代日本の聖地として知られる伊勢と出雲。両地域は国家誕生の神話・古代史にゆかりが深く、神々の鎮まる特別な場所と考えられてきました。このような地域像はどのように成り立ち、現代に引き継がれているのでしょうか。

本企画展では、両地域を代表する歴史資料を通じて、その特質に迫ります。さらに、伊勢神宮・出雲大社の祭儀や参詣文化などに焦点を当て、全国に信仰が広まった歴史的背景を探ります。

^{重要文化財羊形硯（斎宮歴史博物館蔵）}

^{豊受大神宮遷御之図（神宮文庫蔵）}

重要文化財「皇太神宮儀式帳（こうたいじんぐうぎしきちょう）」「伊勢神島祭祀遺物（いせかみしまさいしいぶつ）」など、伊勢の歴史文化を物語る60件の文化財を展示。ほとんどが島根県内では初公開となる貴重な品々です。展示品には考古資料、古文書のほか、遷宮絵巻（せんぐうえまき）やお伊勢参りを描いた錦絵など、華やかな絵画資料も数多くあります。目で楽しみながら、伊勢と出雲にまつわる人々の祈りを感じていただけることでしょう。

秋のおでかけは、れきはくへ。

神在月の出雲で開催される企画展へ、ぜひお越しください。
^{※「伊勢」…現在の三重県伊勢市周辺}

^{豊饒御蔭参之図（三重県総合博物館蔵）}

企画展に関する講座やシンポジウム、ギャラリートークも開催します。

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企画展観覧料：一般700円
●問い合わせ先
古代出雲歴史博物館（TEL：0853・53・8600）