しまねの脱炭素
わたしの未来。ぼくの未来。
しまねの未来。地球の未来。
目指すのはカーボンニュートラル!
発電や車の燃料などに使われる化石燃料。
私たちの生活を支える大切なエネルギー源ですが、化石燃料を使うことで、大気中には地球温暖化の原因となる二酸化炭素が増えてしまいます。
私たちにできることは、エネルギーを上手に使った省エネや、太陽光などの再生可能エネルギーの活用に努めること。そして、二酸化炭素を吸収する森林をもっと生かすことです。
一人ひとりの取組によって、大気中の二酸化炭素がこれ以上増えない状態(プラスマイナスゼロ)になったら、それが「カーボンニュートラル」!
安心して笑顔で暮らせる島根の未来をつくるために。みんなで「脱炭素」を目指しませんか。
家庭の脱炭素
ライフスタイルに合わせた省エネを提案!
◎うちエコ診断
「うちエコ診断士」が各家庭のライフスタイルに合わせた省エネを提案します。
●問い合わせ先
環境政策課
・窓口
(東部)エコサポしまね(TEL:0852・67・3262)
(西部)NPO法人コアラッチ(TEL:090・9704・6616)
※いずも産業未来博2022(10/29~30)でも診断を受けられます。
太陽光なら、発電時の二酸化炭素もゼロ!
各市町村を通じて、住宅用太陽光パネル等を導入する際の補助を行っています。
●問い合わせ先
地域政策課(TEL:0852・22・6713)
「島根県太陽光システム等補助一覧」で検索
農業・漁業の脱炭素
エネルギーコスト削減を支援!
◎燃油価格・農業資材高騰等総合緊急対策ハウス整備事業
担い手が整備するハウスや、担い手にリースするハウスの整備を支援します。(エネルギー効率を高める資材、装置を導入するものまたはJAS認証による有機農業の推進に資するものであることが必要)
●問い合わせ先
産地支援課(TEL:0852・22・5283)
「島根県ハウス等整備事業」で検索
◎水産業省エネ・省コスト機器等導入緊急支援事業
操業コストの削減に向けた機器導入または漁法の転換等を支援します。
●問い合わせ先
沿岸漁業振興課(TEL:0852・22・6020)
※1次募集は終了しています。2次募集の有無についてはHPでご確認ください。
「島根県水産業省エネ」で検索
企業の脱炭素
エコ経営をアドバイス!
「しまねストップ温暖化宣言」を行った県内の事業者であれば、専門家による省エネ診断のほか、省エネ設備への更新や再生可能エネルギーの導入についての相談などを受けることができます。(無料)
●問い合わせ先
環境政策課
・窓口
しまねエコライフ推進会議事業者部会〔島根県中小企業団体中央会内〕(TEL:0852・21・4809)
「しまね事業者部会」で検索
省エネ設備などの導入を支援!
※予算に達し受付を終了している場合があります。募集の有無についてはHPでご確認ください。
◎ものづくり産業脱炭素化促進事業
脱炭素化やグリーン成長分野への進出等のための計画策定や設備投資等を支援します。
●問い合わせ先
産業振興課
・窓口
しまね産業振興財団(TEL:0852・60・5112)
「島根県ものづくり産業脱炭素化」で検索
◎エネルギーコスト削減対策緊急支援事業
エネルギー価格高騰の影響を受けている事業者のエネルギーコスト削減の取組を支援します。
製造業
●問い合わせ先
産業振興課
・窓口
しまね産業振興財団(TEL:0852・60・5112)
「島根県ものづくりエネルギーコスト削減」で検索
飲食・商業・サービス業等
●問い合わせ先
中小企業課
・窓口
島根県商工会連合会石見事務所(TEL:0855・22・3590)
「島根県エネルギーコスト削減」で検索
◎まち・ひと・しごと創生資金(環境対応枠)
環境保全のための施設・設備の設置、改善等を行う事業に対する低利・長期の融資を行っています。
●問い合わせ先
中小企業課(TEL:0852・22・5883)
「島根県創生資金」で検索
森林の吸収源対策
循環型林業で貢献!
森林は二酸化炭素を吸収し、木の幹などに炭素を蓄えます。これらの木々が木材となり、建物などに利用されると、蓄えた炭素は貯蔵されたままになり、大気中に戻りません。島根の豊かな森林を生かした「伐って、使って、植えて、育てる」の循環型林業は、カーボンニュートラルにつながっています。
循環型林業の推進により、島根県の森林では毎年約130万トンのCO2を吸収!
※林野庁資料より
「しまねの木」を使おう!CO2を貯蔵
工務店・建築士を対象に助成制度を設けて、島根県産木材の利用を推進しています。
●問い合わせ先
林業課木材振興室
・窓口
(一社)島根県木材協会(TEL:0852・21・3852)
学校林での活動
安来市立赤屋小学校(安来市)
赤屋小学校では昭和46年の創立当時、PTA会員がヒノキ600本、マツ650本を植樹し、今でも学校林として活用しています。児童は入学と同時に「緑の少年団」に入団し、植物観察や採取加工、枝打ちや間伐体験などを行っています。学校林での学習は、森の果たす役割を体験から学ぶ貴重な機会で、令和3年度全日本学校関係緑化コンクールの学校林等活動の部で特選に選ばれました。
赤屋小学校6年の川上知穂(かわかみちほ)さん
特選を受賞したと聞いたときは、びっくりして信じられませんでした。私たちの先輩方の活動が受け継がれて、今の学校林があるんだと思いました。これからも、後輩に活動を受け継いでもらって、学校林を守ってほしいと思います。
間伐材で作ったブランコを楽しむ児童たち
企業等参加の森づくり
株式会社山陰合同銀行(松江市)
平成18年に「ごうぎん希望の森」と名付けた山々で、森林保全活動を開始。「しまね企業参加の森づくり事業」の第1号企業として、地元森林組合等と連携しながら、森づくりの輪を広げています。今年5月には、15年にわたる活動が評価され、林野庁が創設した「森林×脱炭素チャレンジ2022」で優秀賞(林野庁長官賞)を受賞しました。
山陰合同銀行事務局の向井達朗(むかいたつろう)さん
一回一回の活動はわずかでも、15年間で参加者は延べ約1万人、植栽本数は1万7千本となりました。今回の受賞を励みに、さらに活動の輪を広げ、森林を守るために行員皆で汗をかいていきます。
整備した森林による二酸化炭素吸収量は令和2~3年で41トンに
公益財団法人いづも財団(出雲市)
平成25年度に始まった「ふるさとの森再生事業」。放置されて荒れた森林を、島根県産の常緑広葉樹を中心とした多種多様な植生へと再生する取組です。県内全19市町村で事業を行っており、自然に多様な生物が育まれるよう、その土地に合った森づくりを目指しています。
いづも財団事務局長の山崎裕二(やまさきゆうじ)さん
古里の森を復活させ、次世代へと引き継いでいきたいと思っています。落ち葉で遊んだり、山歩きを楽しんだりと、子どもから大人まで多くの人たちが関心を持つ森林にしたいです。
邑南町では瑞穂中学校の生徒が植樹活動に参加
お問い合わせ先
広聴広報課
島根県政策企画局広聴広報課 〒690-8501 島根県松江市殿町1番地 【電話】0852-22-5771 【FAX】0852-22-6025 【Eメール】kouhou@pref.shimane.lg.jp