本年はコロナ禍から抜け出し、皆さまにとって健やかなる年となりますよう祈念いたします。

_{島根県議会議長：田中八洲男（たなかやすお）}

_{島根県議会副議長：池田一（いけだはじめ）}

島根県では、人口減少に打ち勝つため令和2年に策定した「島根創生計画」に基づき、「活力ある産業づくり」「結婚・出産・子育てへの支援」「中山間地域・離島振興対策」などに取り組んでおります。5カ年計画の中間にあたる今年は取組を加速していかねばならないと考えております。

しかしながら、およそ2年にわたる「新型コロナウイルス感染症」の脅威が県民生活に影響を及ぼし続けています。完全な終息が見通せない中、本年も医療体制の強化や地域経済の立て直しに取り組む必要があります。

また、昨年夏には2度にわたる大雨と台風第9号が本県を襲いました。数十年に一度の豪雨災害が、近年では毎年のように繰り返されておりますので、改めて「防災・減災対策」の議論が必要になってきております。

県議会では、これらの県政課題について、年4回開かれる「定例会」の場を中心に議論しています。全議員で構成し、議会の権限に関する最終的な意思決定を行う「本会議」と、産業振興、教育、医療・福祉など各分野を専門的に詳しく審査する「委員会」が主な議論の場となっています。「委員会」では定期的な議論を行うほか、必要に応じて県内外へ調査に出かけます。このうち4つに分けて構成される「常任委員会」の活動を下の欄で紹介します。

そのほか特別委員会として、「地方創生・行財政改革調査」「中山間地域・離島振興」「決算」の3つがあり、これらに加え現在、「島根原子力発電所対策」と「議員定数等調査」の2つの特別委員会を新たに設置して議論を進めているところです。

本年も議員一同、県民の負託に応え、県勢発展のため一層努力してまいりますので、皆さまにおかれましては、県議会に関心をお持ちいただき、格段のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げ、新年のごあいさつといたします。

『文教厚生委員会』

地域と連携した学習の取組について説明を受け、関係者と意見交換を行う委員
●令和3年7月29日（川本町）

『建設環境委員会』

省エネに向けた地域における脱炭素化の取組について説明を受ける委員
●令和3年8月20日（益田市）

『総務委員会』

災害時の巡視船による部隊輸送について関係者から説明を受ける委員
●令和3年8月5日（隠岐の島町）

『農林水産商工委員会』

林業就業に向けた人材育成への取組について説明を受け、関係者と意見交換を行う委員
●令和3年7月15日（飯南町）

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（一部の加盟局を除く）

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