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さぁ始めよう!水田園芸

収益アップを目指す農家の皆さん。「水田園芸」に取り組んでみませんか。消費減少や価格低迷が続く米に代わり、排水対策を徹底しながら需要や収益性が高いブロッコリーやタマネギなどを育てませんか。島根県では水田園芸に取り組む意欲的な生産者をサポートしています。

水田を活用して育てたタマネギを収穫する農家の様子
水田を活用して育てたタマネギを収穫する農家


島根県は全国の中でも農地に占める水田の割合が高く(水田率81%、全国54%)、米の消費減少や価格低迷が続く中で、県全体の農業産出額の低下の大きな要因となっています。

将来にわたって島根で農業を営むには、県全体の農業の収益力アップは不可欠。水田を活用し米だけでなく、収益性の高い野菜作りに取り組む「水田園芸」こそ、その切り札です。

米と園芸品目の収益性(H24~H28平均)の表
(農林水産省「農業経営統計調査」※アスパラガスは「島根県農業経営指導指針」数値)


推進品目は6つの野菜

●キャベツ、タマネギ、白ネギ、ブロッコリー、アスパラガス、ミニトマトを推進品目としています。

●推進品目は、これからも消費者ニーズの拡大が期待でき、農作業の機械化や省力化ができるものを選んでいます。

●JAや県普及部が栽培方法を説明しますので、安心して栽培できます。

●作付けに当たっては、国や県の補助事業、産地交付金などの支援制度が充実しています。


排水対策の実施

●水田の排水対策を向上させるため、明きょ排水や暗きょ排水、高畝(たかうね)栽培の普及等を支援しています。


作業の機械化

●農作業の負担を軽減するため、定植機や収穫機等の導入を支援しています。


共同作業の推進

●地域でまとまった共同育苗や選果場の共同利用等の仕組みづくりを行います。


販路の開拓

●県内外の市場や需要のある加工用野菜の出荷など、年間を通じて価格が安定した販路開拓を支援しています。


岡舗潔社長の写真
水田園芸に取り組む岡農産(出雲市)の岡舗潔(のぶゆき)社長


米作りの終わった水田を有効活用した野菜作りで冬にも収益が上げられたり、農地を確保して経営の拡大が図れたりするのがメリット。年間を通して収入が安定すれば若者を雇用して農業の継承もでき、仕事にも気合いが入ります。



●問い合わせ先
産地支援課(TEL:0852・22・6286)



お問い合わせ先

広聴広報課

島根県政策企画局広聴広報課
〒690-8501
島根県松江市殿町1番地   
【電話】0852-22-5771
【FAX】0852-22-6025
【Eメール】kouhou@pref.shimane.lg.jp