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しまねで輝け!IT技術者

島根発のプログラミング言語「Ruby(ルビー)」。世界的な広がりとともにIT産業が発展を続ける島根県内では、関連企業の進出などIT技術者の活躍の場が拡大しています。人材のニーズは今後も延びる見通しで、県でもUIターンや人材育成を積極的に支援しています。


Ruby合宿参加者の集合写真
Ruby合宿


島根の未来を担うIT人材を育成するため、出雲市内で年2回開催している「Ruby合宿」。県内外の若者が4泊5日の日程で、Rubyを用いたゲームの共同開発を体験します。

初対面の参加者同士がグループごとにアイデアを出し合い、技術スキルに応じて役割を分担。個別にパソコンで作業をしながら、プログラムを組み合わせて修正を繰り返します。「島根といえばRubyのイメージがあったので、県外から進学したのをきっかけに学び始めました。使うほどに“人に優しい言語”だと分かり、どんどん好きになります」と話すのは、島根大学4年の武本和久さん。過去2回合宿に参加し、今では参加者の技術サポートなどを担うスタッフに加わるほどRubyへの知識を深めました。

このほかにも、県内各地の小中学生や高校生を対象にした「Ruby教室」や、IT企業と連携した実践的な授業が行われています。楽しみながらプログラミングに触れる経験から、ITへ関心を持つきっかけづくりになっています。

Rubyは、まつもとゆきひろさん(松江市在住)が開発してから今年25年目を迎え、インターネットサービスや家電、携帯電話などの分野で幅広く使われています。

Rubyとともに県内のIT産業がさらに発展し、若いIT技術者の活躍の場が広がることが期待されています。


Ruby合宿での写真


県内のIT産業は業績拡大・8割の企業で人材が不足

県内企業によるITを活用したサービスや製品づくりを支援するため、しまねソフト研究開発センターなどが技術支援や講習会の開催などに取り組んでいます。こうした取り組みの結果、県内のIT産業界の業績は拡大。平成28年度のソフト系IT企業の売上高総額は4年前の約1.3倍に伸び、IT企業の8割でIT技術者が不足しています。


IT WORKS@島根でUIターン転職をサポートしています

島根県が運営する無料職業紹介制度「IT WORKS@島根」では、首都圏などのITエンジニアを対象に県内企業とのマッチングを図り、UIターン転職をサポートしています。島根のIT企業関係者と対話できる「GO島根!ITエンジニア転職フェア」も東京、大阪などで開催し、平成26~28年度の3年間でUIターン転職が61人にのぼりました。



●問い合わせ先
産業振興課(TEL:0852・22・5621)
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お問い合わせ先

広聴広報課

島根県政策企画局広聴広報課
〒690-8501
島根県松江市殿町1番地   
【電話】0852-22-5771
【FAX】0852-22-6025
【Eメール】kouhou@pref.shimane.lg.jp