竹島~わが領土~
第4期竹島問題研究会が発足
竹島問題の平和的解決のためには、政府の動きを後押しできるよう、竹島に関する歴史的事実の調査や、日韓両国の主張の整理、検証が必要です。
県では、これまで3回にわたり研究会を設置し、竹島問題に関するさまざまな調査研究に取り組み、その成果を情報発信してきました。竹島を巡る状況が変化するなか、昨年6月には県内外の専門家を構成員とする第4期の研究会を設置しています。
この研究会では、これまでの研究をさらに推し進めるほか、次期学習指導要領の改訂を踏まえた竹島に関する学習を推進するための検討、情報発信の強化などに取り組んでいきます。
第4期竹島問題研究会(第1回)の協議の様子
竹島資料室での啓発の充実
県は、平成19年4月に竹島資料室を設置し、竹島に関する文献や竹島問題研究会の研究成果の公開など、竹島問題の広報啓発に取り組んでいます。併設する研修室では、団体での見学者に対する研修や、夏休み期間中には絵本「メチのいた島」を読む会を開催するなど、さまざまな啓発活動を行っています。
また、竹島問題への関心を高めることを目的として、昨年7月には隠岐4町村で、9月には大田市で「出張竹島資料室」を開催しました。
竹島資料室では、今年も「竹島の日」に合わせて、2月に特別展示を開催します。ぜひお立ち寄りください。
小学生への研修風景
出張竹島資料室(西郷港フェリーターミナル)
学校における竹島に関する学習の充実
昨年10月、政府主催の「領土・主権に関する教員等セミナー」が、さいたま市で開催されました。4回目となる今回のセミナーは、初めて島根県以外の自治体での開催となり、各都道府県・政令指定都市の社会科を担当する教育委員会の指導主事や教諭等が参加しました。さいたま市立大久保中学校で行われた竹島に関する公開授業とそれに関する協議では、子どもたちが竹島や竹島問題について正しく認識することの大切さが、改めて確認されました。
昨年公示された小学校・中学校の次期学習指導要領には、竹島が我が国固有の領土であることが明記されています。県においても、この学習指導要領の趣旨を踏まえ、小・中・高等学校の各段階を見通した学習のあり方や指導案の作成に関する検討会が発足し、より深い学びに通じる学習についての議論が進められています。
「領土・主権に関する教員等セミナー」での文部科学省教科調査官による指導講評の様子
2月22日は「竹島の日」です
みなさんも竹島について考えてみませんか
●問い合わせ先
総務課(TEL:0852・22・6766)
竹島資料室(県庁第3分庁舎2F)
●開室時間/9:00~17:00
●休室日/火曜日・年末年始(TEL:0852・22・5669)
お問い合わせ先
広聴広報課
島根県政策企画局広聴広報課 〒690-8501 島根県松江市殿町1番地 【電話】0852-22-5771 【FAX】0852-22-6025 【Eメール】kouhou@pref.shimane.lg.jp