• 背景色 
  • 文字サイズ 

若興人(わこうど)かきのき小商い場ザール実行委員会(吉賀町)

若い力を結集し、ふるさとの未来を切り拓く若者たちを紹介します

「豊かな自然や人との絆は、移住するほどの魅力がある」

餅つき実演でにぎわうかきのき小商い場ザールの写真
餅つき実演でにぎわうかきのき小商い場ザール=吉賀町柿木村「欅がるてん」


吉賀(よしか)町へのUIターン者で組織する「かきのき小商い場(バ)ザール実行委員会」。地域住民に出店を呼びかけて平成27年10月から定期的に町内でバザールを開催し、交流の場づくりや吉賀の魅力発信に取り組んでいる。

「移住者である自分たちを地域の人に知ってもらう場としてバザールを始めた。小商いなら取り組みやすく、『吉賀で新たなチャレンジをしたい』という移住者や地域の人が、一緒に活動できると考えた」と代表の八木諒平(やぎりょうへい)さんは話す。

バザールは、地元産米を使用したグラノーラやかきもち、野菜、ニット帽など、メンバーら移住者が生産したり、商品化したりした品々が並ぶほか、ヘアセットをするミニ美容院、楽器の生演奏もあるユニークさ。餅つきの実演では、買った餅をその場でIターン者が古里の雑煮風にしたり、焼き餅にしたりするなど、移住者と地域住民との接点が自然に生まれるよう工夫している。

生産者の顔が見える多種多様な商品の魅力に加え、吉賀暮らしを楽しむ出展者との交流を楽しみに、益田市内や山口・広島県内から訪れるファンも多い。バザールの開催はメンバーが地域で結んだ絆に支えられており、「人間関係が広がる楽しさこそ吉賀の魅力の一つ」と八木さんは話す。

今後は、毎月開催で定着を図ってきたバザールを年4回に絞り、1回の規模を拡大する。春はゴールデンウイークに開催予定だ。八木さんは「バザールを大きくして、今まで以上ににぎわいを作りたい」と話し、さらなる出展者の参加を呼びかけている。


バザールで販売する吉賀自慢の野菜や菓子の写真
バザールで販売する吉賀自慢の野菜(右)や菓子


出展者との交流の様子の写真
出展者との交流も魅力の一つ


さまざまなショップが並ぶバザール会場の写真
さまざまなショップが並ぶバザール会場


吉賀町の地図


VOICE

かきのき小商い場ザール実行委員会代表
八木諒平さん

八木諒平さんの写真


吉賀は豊かな自然と清流があり、生産者と消費者の距離が近いので食や生活に安心・安全が感じられる。移住するほどいい所だと伝えるためにも、小商いを集めて交流を生み、発信力を一層高めていきたい。


かきのき小商い場ザール実行委員会の写真



●問い合わせ先
かきのき小商い場ザール(音鳴文庫・八木)(TEL:090・4133・3118)
「かきのき小商い場ザール」で検索



お問い合わせ先

広聴広報課

島根県政策企画局広聴広報課
〒690-8501
島根県松江市殿町1番地   
【電話】0852-22-5771
【FAX】0852-22-6025
【Eメール】kouhou@pref.shimane.lg.jp