災害から命を守るために
命を守る、地域で助け合う避難所
昨年10月、大田市と共催で、島根県総合防災訓練を実施しました。当日は、避難所での健康状態の確認や基本的な感染防止対策の徹底(マスクの着用、人と人の距離の確保、3密を避ける)、寒い環境でも換気を行うなど、新型コロナウイルス感染防止の取組を踏まえた避難所の開設・運営訓練を行いました。
1.避難所受付
屋外の総合受付では検温をして健康状態を確認、体調に応じて専用スペースに移動します。咳エチケットやマスク着用など、ルールを守りましょう。
2.段ボールベッド
ほこりなどを吸い込むリスクや体への負担を減らすため、県では段ボールベッドを備蓄しています。
3.避難者滞在スペース
隣の区画からの飛沫(ひまつ)感染を防ぐため、パーティションやテントを配置し、避難者が安心して過ごせるようにしています。
4.発熱者への対応
発熱者は、健康な方との接触を減らすため、決まった動線で専用スペースに向かいます。移動後は健康状態の聞き取りがあります。
参加者の感想
●段ボールベッドを初めて組み立てましたが、みんなで作業したので早く完成させることができました。
●避難所受付では新型コロナウイルスを防ぐため、参加者が距離を取って並び、アルコール消毒もしっかりできていたと思います。
●昭和50年代の災害で自宅が床上浸水した経験があります。地域に自主防災組織がないので、この訓練をきっかけに自主防災組織を作る機運が高まってほしいです。
マスクケースの紹介
防災について知っておきたいことが、すぐにわかるマスクケースです。ダウンロードして非常持出品に入れておきましょう。
マスクケース
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