しまねdeはたらくVol.3
やりがいを感じ、いきいきと働き続けられる島根県内の魅力ある企業を紹介します。
壽光会(じゅこうかい)〔出雲市〕
社会福祉法人壽光会は、出雲市内で特別養護老人ホーム、グループホーム、デイサービス、サービス付き高齢者向け住宅、保育園を運営しています。
市内にある医療福祉専門学校の現場実習を受け入れており、先輩の働いている姿を見た学生が後に続いて入社することも。そのため、年齢の近い若手職員が多いのが特徴です。
また、昨年には中国地方で初めて、障がい者雇用で優れた取組をしている中小事業主を認定する厚生労働省の「もにす認定制度」に選ばれました。積極的な支援体制のもと、障がいのある職員も活躍しています。
「しまねいきいき雇用賞」や「しまね女性の活躍応援企業」など多くの受賞、認定を受けており、職員がより快適で働きやすく、魅力ある職場環境の実現にも取り組んでいます。
新規採用職員の研修
エルダーと新入職員の食事会(平成30年7月撮影)
働きやすさここが魅力!
新入職員にマンツーマン対応
新入職員に先輩職員がマンツーマンで付き、仕事や人間関係の悩みなどさまざまな相談にのる「エルダー制度」を導入。年齢の近い先輩が、精神的サポートに重点を置いて人材育成に取り組んでいる。
職員の約4割が30代以下
約170人いる職員のうち、30代以下の若手職員が4割超を占め、活気のある職場をつくっている。
職員インタビュー
井田剛(いだつよし)さん
Q.1
どんな仕事をしていますか。
A.1
介護福祉士として特別養護老人ホーム湖水苑で、食事や入浴の介助などをしています。入居者の方に「ありがとう」と言われると嬉しいですし、もっと頑張らないといけないという励みにもなります。
Q.2
先輩職員として「エルダー制度」に関わったときはどうでしたか。
A.2
後輩職員は職場環境や仕事の仕方など、自分が入社時に経験したことと同じような悩みを持っていました。特に精神的な部分に気を遣い、悩みをじっくりと聞き、場合によっては上司にも報告し、働きやすい環境になるように取り組みました。
Q.3
やりがいを感じるのはどんなときですか。
A.3
仕事を頑張れるのは、いつも入居者の方に元気をもらっているからです。新型コロナウイルスで大変な状況ですが、健康でいてもらえるように支えていきます。また、昨年結婚した妻も同じ職場なので相談もしやすく、二人で協力して仕事も家庭も充実させていきたいです。
●問い合わせ先
雇用政策課(TEL:0852・22・6562)
お問い合わせ先
広聴広報課
島根県政策企画局広聴広報課 〒690-8501 島根県松江市殿町1番地 【電話】0852-22-5771 【FAX】0852-22-6025 【Eメール】kouhou@pref.shimane.lg.jp