おいしい!新鮮!しまねの産直市へ出掛けよう
島根県産の豊かな食材を食卓に取り入れて「地産地消」に参加してみませんか。
地域で生産された農林水産物を直接消費者に販売する産直市は、「地産地消」の代表的な活動のひとつです。とれたての野菜や果物、生きのいい海の幸などの生鮮品や、手作りのみそやお菓子などがバラエティー豊かに並ぶ産直市には「たくさんの人に味わってほしい」という生産者の気持ちが詰まっています。今回はその一部を紹介します。
季節ごとに旬の味覚がずらり
なかうみ菜彩館(安来市)
道の駅あらエッサの中核施設で、店内には農家から毎日届く野菜や切り花、牛乳、昔懐かしいアイスキャンディーなど、地元産の幅広い商品が並びます。春はタケノコ、夏はピオーネやシャインマスカットなど種類も豊富なブドウ、秋は梨、冬はイチゴなど、季節の味覚を求めて、地元客や県外客でにぎわいます。
週末ごとの実演販売など生産者と消費者が交流するイベントが多く、毎月30日の「みその日」は、地元醤油店がつくる金山寺みそに行列ができるほどの人気です。
なかうみ菜彩館の店内
道の駅あらエッサにあるなかうみ菜彩館
タケノコ生産者による試食販売
住所/安来市中海町118‐1
問い合わせ先/なかうみ菜彩館(TEL:0854・23・7310)
スーパーと共同店舗で便利
みさと市(いち)〔美郷町〕
地元スーパーとの共同店舗で、毎日の買い物をしながら地元産の旬の野菜や切り花が買える便利さが特徴です。町の特産品である山くじら(イノシシ肉)と江の川の天然鮎は欠かさず店頭にあり、山くじらを使ったコロッケや肉まん、ポトフなどの加工品は、入荷を心待ちにするファンがいるほど。杵つき餅やシフォンケーキ、老舗和菓子店の饅頭やようかん、お茶など、地元生産者手作りの品も人気です。
8月12~14日の盆テント市、9月の彼岸市は特に盛況です。
生産者(左から2人目)から商品の説明を受ける買い物客
山くじら(イノシシ肉)や江の川の天然鮎と、その加工品
みさと市の店内
住所/美郷町粕淵92‐13
問い合わせ先/みさと産直企業組合(TEL:0855・74・6230)
隠岐の魅力的な食材がそろいます!
あんき市場(隠岐の島町)
水揚げされたばかりのメバルや白イカ、素潜り漁で捕れたサザエ、一本釣りのタイなどがズラリ。そのうえ安いとあって人気です。サザエご飯や押し寿司といった郷土料理や手作りのサンドイッチ、餅などの加工品や、減農薬栽培された野菜もそろい、日常的に利用する地元客で朝からにぎわっています。
盆にはそうめん用のアゴだし、歳末には隠岐そばをそろえ、地元で欠かせない行事食の継承にも一役かっています。
フェリーの出航時間まで生鮮品を取り置くサービスもしており、観光にも便利です。
朝どれの鮮魚が並ぶコーナー
あんき市場の店内
隠岐産のサザエや米を使った総菜
住所/隠岐の島町西町八尾1‐48‐11
問い合わせ先/隠岐ふるさと直売所協同組合(TEL:08512・2・8633)
有機野菜と棚田米が人気
道の駅かきのきむら(吉賀町)
有機栽培の盛んな町の特色を生かし、農薬や化学肥料を使わない露地栽培の野菜や原木しいたけ、棚田で採れた米、手作りのみそや漬け物など、こだわりの食材が豊富です。毎週日曜日には朝市が開かれ、採れたての野菜や出来たての炊き込みご飯などお目当ての商品を探しながら、生産者と交流を楽しむ県外客の姿も。
7~9月には、道の駅の目の前を流れる清流・高津川で取れた天然鮎も販売されます。
生産者が出店する朝市
隣接するレストランでは市場の食材が味わえる
棚田米や有機野菜が並ぶ店内
住所/吉賀町柿木村柿木500‐1
問い合わせ先/エポックかきのきむら(TEL:0856・79・8024)
「しまねのおいしい食GUIDE(ガイド)」で県内の産直市が探せます
このほかにも県内には魅力的な産直市がたくさんあります。産直市の特徴や一押し商品などを詳しく知りたいときは、インターネットサイト「しまねのおいしい食ガイド」へアクセスしてください。約80箇所をマップつきで紹介しています。
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