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みんなで食べて拡げよう地産地消の輪

島根県地産地消促進計画を策定

 

地域で生産された農林水産物(食材)をその地域で消費する地産地消は、県民の皆さんに新鮮で安全・安心な食材を届けるとともに、地域の農林水産業を元気にします。
皆さんと一緒に島根の地産地消の輪を拡げましょう。

 

 

みんなで食べて拡げよう地産地消の輪イメージ

 

平成26年11月、県は「島根県地産地消促進計画」を策定しました。
計画では、「県民による地消」「県民のための地産」をテーマに県民の皆さんと一緒に地産地消に取り組んでいくこととしています。

一人ひとりが、地産地消を意識して食材を購入したり、生産者と交流を深め地域の農林水産業に関心を持ったりすることが、地域活性化のきっかけになると考え、計画では次の4つを推進の柱として掲げています。

 

新鮮さは、「おいしさ」の一番の秘訣です。県内には、地元の新鮮な食材を入手できる直売所、マルシェ、朝市などが数多くあります。今回は、2つの取り組みを紹介します。

まるごと津和野マルシェ

(津和野町)

 

津和野町では平成25年から毎月2回、同町産の農産物や農産加工品を販売する「まるごと津和野マルシェ」を開催しています。
観光スポットとなっているマルシェで、農業と観光業を結びつけ、地産地消を促進しています。

 

マルシェとはフランス語で「市場」の意味で、生産者と消費者をつなぐ場として人気が高まっています。
津和野のマルシェは、フロンティア日原が運営し、地元食材を通じた出会いや交流が生まれています。

城下町の面影を残す殿町通りや、太皷谷稲成神社、JR津和野駅前など、観光客が多く往来する場で開き、マルシェのおしゃれな雰囲気が観光客を楽しませています。

2月に殿町通りの鷺舞ブロンズ像広場で開催したマルシェでは、地元の生産者が持ち寄った白菜やしいたけ、イチゴ、イチジクジャム、漬物などが並び、町民や観光客が買い求めていました。
買い物をしていた同町の女性は「商品に地元生産者の名前があると安心して購入できる。今まで知らなかった地元産品を買うこともできて楽しい」と話します。
フロンティア日原の新開誠之(しんかいともゆき)さんは「マルシェの認知度が町内外で少しずつ高まっている。商品を安定して販売できるよう、生産者との協力態勢を強化したい」と語ります。

 

まるごと津和野マルシェの写真
おしゃれな雰囲気のまるごと津和野マルシェ

 

 

津和野町産の食材を求める買い物客の写真
津和野町産の食材を求める買い物客

 

 

新開誠之さんの写真
新開誠之さん

 

 

●問い合わせ先
フロンティア日原
TEL0856・74・0331

 

産直市よってごしな菜レストランむらげ

(雲南市)

 

中国横断自動車道尾道松江線(愛称・中国やまなみ街道)雲南吉田インターチェンジそばの道の駅「たたらば壱番地」内に、産直市「よってごしな菜(さい)」とレストラン「むらげ」があります。
山陰と山陽を結ぶ大動脈の人気スポットで、年間約45万人が利用します。

 

産直市、レストランは道の駅とともに平成25年3月にオープン。木村有機農園(雲南市)が運営しています。
産直市では、雲南市、奥出雲町、飯南町の農家から出荷された朝採れ野菜や米、もち、みそ、漬け物などの加工品を販売します。
産直市に出荷する生産者は当初の50戸から、現在は220戸に増え、生産、出荷意欲が高まっています。

レストランでは、同市産のそば粉を使ったそばを中心にしたメニューを提供しています。
一番人気の「奥出雲牛すじそば」は、そば粉100%の十割そばと、奥出雲和牛が楽しめます。
「むらげ」で食材の良さを舌で感じ、「よってごしな菜」で購入するという客の流れも生まれています。

尾道松江線は3月22日に全線開通しました。木村有機農園の木村晴貞(きむらはるさだ)社長は「全線開通は雲南圏域の食の魅力を広める好機。
消費者に信頼される安全・安心な食を提供し続けて地域を活性化したい」と意気込みます。

 

よってごしな菜の写真
雲南圏域の食材が並ぶよってごしな菜

 

 

奥出雲牛すじそばの写真
レストランむらげで人気の奥出雲牛すじそば

 

 

木村晴貞社長の写真
木村晴貞社長

 

 

●問い合わせ先
よってごしな菜
TEL0854・74・9345

 


問い合わせ先
しまねブランド推進課
TEL0852・22・6398
 


お問い合わせ先

広聴広報課

島根県政策企画局広聴広報課
〒690-8501
島根県松江市殿町1番地   
【電話】0852-22-5771
【FAX】0852-22-6025
【Eメール】kouhou@pref.shimane.lg.jp