竹島
第3期竹島問題研究会による調査研究
竹島問題研究会での議論の様子
竹島問題の平和的解決のためには、竹島に関する歴史的事実の調査や国際法上からの分析などにより、日韓両国の主張を整理、検証していくことが必要です。
このため、県では、これまで第1期、第2期と研究会を設置し、さまざまな調査研究に取り組んできました。
平成24年10月には、「第3期竹島問題研究会」を設置し、第三国の資料の活用など史実や資料に基づいた研究をさらに推し進めるとともに、
学校教育における取り組み、啓発資料の作成などに取り組んでいくことにしています。
現在は、これまでの研究成果をわかりやすくまとめた「竹島問題100問100答(仮称)」の発刊に向け、精力的に作業を進めています。
竹島資料室での啓発の充実
竹島資料室で開催した夏休み特別企画展
県では、平成19年4月から竹島資料室を設置し、竹島に関する文献や竹島問題研究会の研究成果の公開など、竹島問題の広報啓発に取り組んでいます。
竹島資料室においては、テーマに沿った企画展を定期的に開催するとともに、調査研究の実施に伴い新たに発見、
確認された資料の展示にも努めており、県内外からたくさんの方にご来館いただき、竹島問題への理解を深めていただいています。
2月には、竹島の日関連行事として、特別展示「絵図・地図に見る竹島」を開催します。
平成24年秋から、土日・祝日も開館しています。
ぜひお立ち寄りください。
学校における竹島に関する学習の充実
県が作成した竹島学習教材
県内すべての小・中・高・特別支援学校において、竹島に関する学習が行われています。
昨年1月には、各学校にふるさと読本「もっと知りたいしまねの歴史」を配付しました。
小・中学校の歴史学習などでの使用を想定し、島根県の古代から近代までの歴史や文化を紹介した22のテーマのひとつに、
「近世以降の竹島、鬱陵島(うつりょうとう)」を設けました。
江戸時代から戦前までの竹島、鬱陵島と我が国の深い関わりについて記述しています。
これまでに各学校に配付した、竹島学習副教材DVD、竹島学習リーフレット「竹島〜日本の領土であることを学ぶ〜」と併せて活用することで、
竹島が歴史的事実に照らしても国際法上も我が国固有の領土であることをより深く理解することができます。
ふるさと読本「もっと知りたいしまねの歴史」は、古事記編さん1300年、
出雲大社の平成の大遷宮を機に県がすすめている「神々の国しまね」プロジェクトの一環として作成したものです。
図書館や公民館にも配付しています。
また、書店で購入することもできます。
2月22日は「竹島の日」です
記念行事
平成26年2月22日(土)
●内容/記念式典など
●会場/島根県民会館中ホール(松江市殿町)
竹島資料室
県庁第3分庁舎2F
●開室時間9:00〜17:00
●休室日/火曜日・年末年始
TEL0852・22・5669
お問い合わせ先
総務課TEL0852・22・6766
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広聴広報課
島根県政策企画局広聴広報課 〒690-8501 島根県松江市殿町1番地 【電話】0852-22-5771 【FAX】0852-22-6025 【Eメール】kouhou@pref.shimane.lg.jp